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「ダーウィン進化論は完全に間違っている」という本
以前から何回か触れていましたこの本、
「生命の謎 ドーキンス『盲目の時計職人』への反論」中川 豪
ようやく完読したので感想を綴ります~
この本は「ドーキンスの論破」と「ダーウィン進化論の破綻」に関して述べていて、進化論に懐疑的な人が持つ疑問を殆ど綺麗に網羅していると思います。
かなり大雑排にまとめると、
①ダーウィン進化論には物的証拠はない
②ダーウィン進化論に蓋然性はない
という結論になると思います。
①については、系統樹はつながりを示すものではなく、特徴ごとにまとめただけのもの。枝分かれしていったように見えるのは想像と期待に過ぎず、それを裏付ける証拠の化石は見つかっていない。という事です。
![](https://assets.st-note.com/img/1696206657901-2e5D9Gk6Db.png?width=1200)
因みに、以下の進化の図も間違いだった(図のように段階的に進化した訳ではなく、それぞれが突然現れた)ことは、サピエンス全史でも取りあげられ知っている方も多いと思います。
![](https://assets.st-note.com/img/1696206487579-DWetHRPiRY.png?width=1200)
②についても、ごく大雑排に言うと、
「生物とはとんでもなく複雑な構造であるため、たった50億年で偶然的に進化する事はあり得ない」
仮に、大腸菌の遺伝子配列が偶然完成する為には、50億年の10億倍の10億倍の10億倍の10億倍の年月があっても、全く足りない。
つまり、確率的に殆ど無理な理論である。
物理学では理論の正しさを実証するためには99.99999999999%の以上の確率(蓋然性)が必要なのに、なぜ進化論では、0.0000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000001%の確率(蓋然性)も無いのになぜ正しい理論といえるのか?
という内容でした。
事実関係は専門家でないので分かりませんが、ロジックだけ考えると完全に進化論は破綻しています。
では、生命はどのように進化したのか?というと著者は「デザイン論」(神、宇宙人、その他の知性的存在)が設計したという結論を述べてますが、残念ながら「消去法でこれしか残っていない」、と言ってるだけで根拠は皆無でした。
しかし、少なくともダーウィン進化論が破綻したとするならばこれは大変な事態です。
最初の生命はどのようにして誕生し、地球を実験台にした知性はどのようにして進化したのか?という点に関しては、他に可能性は無い訳ではないと思います。
もう一つ考えられます。
実は、今書いている映画のシナリオに入れているので、早く完成させたいです^^