【#9】自分が本音でやりたいことに没頭する。
【#8】の記事に引き続き、
次に私が提案した
娘の日々の当たり前に意識して欲しいこととしては
体重の数字や体型の変化など、
食事に対するこだわりの原因となることについては一切気にせず、
ただただ、自分が本音でやりたいことに
夢中になり没頭すること。
ありのままの自分を認め受け入れることで
見えてくる自分の性質。
娘の場合は・・・
第三者の評価が気になる
こうあるべきという思考
強すぎるこだわり
妥協できない性格
これらは、今の娘にとって拒食症を克服するためには
スッキリ手放したいものたち。
しかし、場合によっては良い作用ももたらすものたち。
自分が短所だと思い込んでいるところは長所にもなる。
だから生きていく上で完全に手放す必要はない。
その時の状況に応じて使い方を工夫し、
うまくバランスをとるだけで良い。
何事も中庸。
自らの体験から自分のことを理解し、学び、
調整できるようになれば良い。
人は行動し経験しながら成長するもの。
だからその一歩として、まずは、
四の五の言わず、やりたいことに没頭することを
自分に許すことを課題とした。
体重の数字や見た目にいちいち反応せず
(減った・増えたはどうでもよい)
ただただ、今この瞬間に命があって、
美味しく食事ができてることを
ありがたいと感謝して、
やりたいこと好きなことに没頭していれば良い。
幸い大学は休学して、自由な時間があるんだから
食事のことを考える時間もないくらいに
自分が好きなこと・やりたいことを
名一杯ワクワクと楽しむことに
時間を割いて没頭する。
そんなことを、娘に提案して実践しているところ。
母親としては、娘が元気に楽しく
今を生きてくれていることがベストだから。
正直、見た目はまだまだガリガリで骨皮筋右衛門である。
体重だってそう。。
全く食事ができず、
命の危険と隣り合わせだった入院前の
(徐脈42、BMI12.1)だったときの体重と、
私と同じ量を食べられるようになった現在の
体重はほとんど変わっていない。
(皮肉なことにアラフィフの私は、娘と同じ量を食べて
ぷくぷく太る・・そして運動しまくってなんとか維持。)
しかし体重の数字がほぼ変化がなくとも
娘が明らかに変わったことは、
ご飯を美味しいと食べられるようになって
顔色がよく元気で明るく動けて
心豊かに日常を過ごせていること。
そして血液検査の結果も格段に良くなっている。
それが一番大切なことだから
体重の数字にいちいち振り回される必要は
全くないと思っている。