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生米からつくる『柚子生姜粥』のレシピ|風邪のひき始めにも◎ぽかぽかさっぱり癒し粥
柚子と生姜。のど飴でも定番の組み合わせをおかゆにしました。柚子と生姜はとっても仲良し!生姜で胃腸を温めて、ゆずでビタミンCを摂って。風邪予防に、二日酔いの朝に、ぴったりの一皿です。
柚子と生姜の組み合わせは、甘い系にもしょっぱい系にもアレンジができるのも魅力です。お砂糖をかければスイーツ系に。お塩やお醤油をかければおかず系に。味を薄めに仕上げて食べる直前に自分仕様にカスタムするのがおすすめです。
生姜で身体の芯から温めて、柚子の爽やかな香りで癒されて。ふわ〜っと心が和らぐとっておきの一皿です。
風邪撃退ぽかぽか粥『柚子生姜粥』のレシピ
調理時間:約1時間
目的:風邪予防、冷えの解消、のどの痛み
【 材料 】(お茶碗2杯分)
▶︎ 生米 ・・・1/2合(約75g)
▶︎ 水 ・・・700ml
▶︎ 千切り生姜・・・1かけ分
▶︎ 柚子皮 ・・・少々
▶︎ 塩 ・・・ふたつまみ
お好みで
▷ 柚子果汁、醤油 など
💡生姜はお好みに合わせて「みじん切り」や「すりおろし」でもOK。風味が命なので、チューブの生姜ではなく、ぜひ生の生姜をご用意ください。
【 作り方 】
①厚手の鍋によく研いだ米、千切り生姜、水700mlを入れる。フタをせずに中火にかける。
②鍋に白い泡がふつふつと立ったら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に30分かける。
③塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止める。フタをして10分蒸らす。
④柚子皮とともに器に盛りつけたら完成!お好みで柚子果汁、塩や醤油、お砂糖をかけて召しあがれ。
【 作り方 (詳細)】
①中火
厚手のお鍋に、よく研いだ米( 1/2合 )、千切り生姜( 1かけ分 )、水700mlを入れます。
生姜は皮の付近に強い香り成分があります。よ〜〜〜く洗って皮ごと千切りにするのがおすすめです。
お鍋は土鍋、片手鍋、両手鍋など、フタつきのものならなんでもOKです!なるべく厚手のもののほうが焦げつきにくくておすすめです。今回は、宮崎製作所ジオの片手鍋18cmを使用しました。
沸騰するまで、フタをせずに中火にかけます。
焦げつかないようにお鍋の中心と火の中心を合わせます。
②弱火
お鍋の中がふつふつと沸いたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
底にくっついた米粒をそっとはがします。
箸を渡してフタをして、弱火に30分かけます。
お箸をかませてフタをすることで、吹きこぼれる確率をぐっと減らすことができます。そしておかゆを構わない!混ぜずに放っておくのがおいしさの秘訣です。
③仕上
塩( ふたつまみ )で味をととのえます。鍋全体をゆっくりとまぜたら、火を止めます。
食べながら好みの味に調節できるように、薄めに味をつけます。
フタをして10分蒸らします。
蒸らし時間に味がいい感じに馴染みます◎
④盛りつけ
柚子皮とともにおかゆを器に盛りつけたら完成です!
ちなみに……
ゆずはの皮の白い部分は苦味が強いので、表面の色づいたところだけを削ぐようにして使うと、フレッシュな香りだけを取り出すことができますよ◎
お好みで柚子果汁、塩や醤油、お砂糖をかけて召しあがれ。
いただきます!
わ〜〜〜〜……ゆずの香りがふわり!
柚子風呂と一緒ですね。ゆずの香りが湯気に乗ってふわりと広がるというしあわせ。おかゆの蒸気に乗って、ゆずの香りがふわりふわりとお部屋じゅうにたちこめます。
煮込んだ生姜はほとんど辛味はありません。
でも、食べているうちに身体がほかほか、ほかほかと温まる心地は健在。内側からじんわりとほぐれていきます〜…!
味薄めに仕上げているので、ゆず果汁やお砂糖、お醤油をかけつつ食べるのもおすすめです◎
特にお砂糖のシャリっとした食感、とろっとろのおかゆと合わせるとおいしいのです〜…!
えええ〜…おかゆにお砂糖?とびっくりする方もいらっしゃるかもしれませんが、たとえば酢飯ってかなりお砂糖が入っていますし、甘辛いおかずってたくさんあるし……おかゆにお砂糖、おいしいんですよ◎
ゆず果汁をかけたり、お醤油をかけたり、お砂糖をかけたり……ぜひ自分好みのお味を見つけてみてくださいね。
◇ ◇ ◇
▷ 生姜のじんわり温まる心地にハマったら是非!生姜粥のレシピです。
◇ ◇ ◇
みなさんのいただきますが笑顔でありますように。ごちそうさまでした!