生米からつくる「かぼちゃ豆乳粥」のレシピ
2023/02/26追記
ブラッシュアップした豆乳粥のレシピはこちら。ぜひ以下の記事をご覧ください!
かぼちゃと豆乳の甘みがしみわたる、しあわせ〜なおかゆを作りました!
かぼちゃと豆乳の組み合わせは、ほんとうに滋味深いですねえ……じんわりと身体をほぐすような、やさしい甘みとこってりとした口当たり。
なんかこう、自分を大切にしてる感がすごいです。「おつかれ〜自分、頑張ってるね〜」といたわるような、弱っているときだとうっかり泣いちゃいそうなくらい優しいお味です。笑
かぼちゃに含まれるβカロテンは、皮膚や粘膜をケアし、免疫力を高めてくれる働きがあるそうです。おいしくて、身体に優しくて、緑黄色野菜さまさまです。
自分を大切にしてる感がすごい「かぼちゃ豆乳粥」
生米からつくるので、炊いたご飯のストックがなくても大丈夫。じっくり火を入れるため、ふっくらおいしいおかゆになります。完成まで50分〜1時間ほどかかりますが、多くの時間は放置ができるのでそれほど手間はかかりません。
記事の後半では写真とともに詳しい作り方をご説明いたします!
【 材料 】(2人前)
▶︎ 生米 ・・・1/2合
▶︎ 水 ・・・500ml
▶︎ 無調整豆乳・・・400ml
▶︎ かぼちゃ ・・・1/8個(150g程度)
▶︎ 塩 ・・・小さじ1
お好みで
▷ 胡椒
【 レシピ 】
①厚手の大きな鍋によく研いだ米、水500mlを入れる。フタをせずに、鍋を中火にかける。
②お鍋の白い泡がふつふつとしてきたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜる。鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に20分かける。
③豆乳を入れてゆっくりまぜ、中火にする。表面がふつふつしてきたら、ごく弱火にして、一口大に切ったかぼちゃを入れる。先ほどと同様にフタをした状態で、さらに10分煮込む。
④塩で味をととのえる。鍋全体をゆっくりとまぜて火を止める。フタをして5分蒸らす。器に盛りつけたら、完成!
【 つくりかた (写真つき)】
ここからは写真とともに詳しい作り方を解説いたします!
①準備
水がにごらなくなるまで、お米(半合)をていねいに研ぎます。
厚手の大きな鍋によく研いだ米、水500mlを入れます。フタをせずに、鍋を中火にかけます。
豆乳は膜ができやすく、大変ふきこぼれやすいです。4〜5人前のカレーが作れるくらいの、深さと厚みのある大きなお鍋がおすすめです。
②弱火
お鍋の白い泡がふつふつとしてきたら、鍋底から米粒をはがすようにおたまでゆっくりまぜます。
鍋にお箸を渡してフタをした状態で、弱火に20分かけます。
③弱火
豆乳を入れてゆっくりまぜ、一度中火にします。
温度が下がってしまったお鍋の中を再びフツフツさせます。このときかき混ぜすぎてしまうと、米粒が潰れ、粘り気がですぎてしまうので、ていねいにまぜます。
この間にかぼちゃを一口大に切ります。
今回使用したかぼちゃは145g。150g前後がちょうど良いかと思います。スプーンで食べやすいサイズを目安に、小さめにカットしました。
ちなみに……最近わたしがやっているかぼちゃのワタの取り方をご紹介します。
使い捨て手袋をして指先で種とワタをすくい取り……
手をぎゅっと握ったまま、手袋を裏返すように外すと、くるん!簡単にひとまとめに!
以前はスプーンでえぐり取るように綺麗に取り除いていたのですが、かぼちゃのワタの部分は栄養がたっぷりなのだそうで、取りすぎないように手を使うようにしていました。
素手だと爪の間が汚れるし、ワタが散らばるしで、面倒な一手間でしたが、使い捨て手袋を使う方法なら、手を汚さずこのままぎゅっと結べば捨てられるので、お気に入りの方法です。
さて、再び表面がふつふつしてきたら、ごく弱火にして、一口大に切ったかぼちゃを入れます。先ほどと同様にフタをした状態で、さらに10分煮込みます。
豆乳の膜ができてふきこぼれやすいので、時々膜を潰します。
(わたしは取った膜をパクッと食べちゃいます。笑)
④仕上
お塩(小さじ1程度)を入れて全体を混ぜて、火を止めます。
全体の水分が均一になるようにゆっくり混ぜます。
5分間、フタをして蒸らします。
そこまで蒸らさなくても十分もったり感が出るので、5分程度の蒸らします。
蒸らしが完了したら、器に盛りつけて完成です!
優しい香り〜…淡い黄色に染まるのがまたいいですよね〜。
煮込んだ豆乳からはコクが出て、チーズのような、生クリームのような、こってり感があります。
シチューやグラタンにも近いような、濃い旨味を感じます。
身体にやさしいこってり系、求めていました!
ゆっくり加熱されたかぼちゃは甘みが引き立ち、ねっちょりほくほく。
いただいた後はお腹がぽかぽかして、しあわせ〜な気持ちになりました。
心をほぐすようなやさしいおかゆは、こちらもおすすめです!
冷えた身体に「生姜かぼちゃ粥」。
かぼちゃの煮物にも隠し味に生姜を入れるとおいしくなるのをヒントに、生姜とかぼちゃを合わせました。シンプルおいしいです。
からだぽかぽか「かぼちゃとあずきのいとこ粥」。
デトックス効果のある小豆を合わせて。ほんのちょこっとのお醤油がポイントです。お子様から大人まで大好きな味!
牛乳を使ったこってり系の「きのこミルク粥」もおすすめです。
きのこの旨味がたっぷりで、身体が奥底から温まります。
疲れが溜まって、どこから手をつけたらいいのかわからないとき、コトコトおかゆを作るってよいものです。
いつでもおかゆは、待っています。笑
今日も長〜いレシピを読んでくださってありがとうございました。
明日もおいしいおかゆを作ります。ごちそうさまでした!
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