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幸せは「なるもの」ではなく、「気づくもの」

幸せだから笑顔になるのではなく、笑顔だから幸せになる

わたしのお気に入りの言葉、「座右の銘」です。
このことは、わたしの自己紹介noteにも書かせていただきました。

でも、この「幸せ」ってなんだろう、とふと考えました。
おそらく、みなさんも一度は考えたことありますよね。

この問いから派生しての、わたしの気づきについて、最近Twitterにつぶやいてみました。

このつぶやき。先月から取り組んでいる、子連れMBAチャレンジコミュニティの「Happy Challengeプログラム」での気づきでした。

「Happy Challengeプログラム」では、精神科医の樺沢紫苑さんが書かれた『THE THREE HAPPINESS』にある「幸せになるため」のTo Doリストを参考に、1日1つずつ、3か月ほどかけて、幸せになる方法を実践しながら体感するという取り組みをしています。

「幸せ」ってなんだろう

ふと、わたしが抱いた

「幸せ」ってなんだろう

という問い。
これはとてもとても普遍的な問いで、結構な昔、アリストテレスの時代から追及されてきた問いですよね。

先に触れたプログラムで紹介されていた樺沢さんによると、「幸せ」を感じるときに脳内でどのような反応が起きているかという視点で考えると、脳内には100種類以上の幸福物質が分泌されていて、中でも「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」が十分に分泌されている状態で、わたしたちは「幸福」を感じるのだそうです。

つまり、

脳内で幸福物質が出た状態が、「幸せ」

なのだそうです。わたしの問いにどストライクな答えではないかもしれませんが、「幸せ」を科学的にアプローチするとこうなるんですね。とても興味深いです。

アリストテレス的に(?)、哲学対話をしてみると、全く異なるものが出てきそうですよね。おそらく人それぞれのユニークなものが出てきそうです。ぜひ一度コミュニティなどでトライしてみたいなと思います。

幸せになる方法とその順序

こう定義されると、次に気になるのが「幸せになる方法」です。

樺沢さんによると、「幸せ」は幸福物質(ホルモン)「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」が分泌される状態です。
よって、

幸福物質を出す条件、というのが「幸せになる方法」

なのだそうです。

さらに、その幸福物質にちなんで、幸福を次の3つに分解されています。
① 「セロトニン的幸福」=心と体の健康の幸福
② 「オキシトシン的幸福」=つながりと愛の幸福
③ 「ドーパミン的幸福」=お金や成功、名誉、地位などの幸福

「このすべてが手に入れば幸せになれるけど、手に入れる優先順位が大切で、①から③への順序でないと、かえって不幸になる」ともありました。

これを読んで、映画「チャーリーとチョコレート工場」を思い出しました。
主人公は、ジョニー・ディップ演じる、世界中で大人気のお菓子を製造販売する会社を経営している大金持ちのウィリー・ウォンカです。彼は、貧乏だけど家族に囲まれて幸せに生きているチャーリーによって、自身の心のトラウマから解放され、最後にはチャーリーの家族との生活という幸せを手に入れるという素敵なお話です。

初めて観たとき、やはりお金や地位といった幸せだけでは、人間は満たされないんだなと子どもながらに感じたように記憶しています。またこの映画を観たくなりました。今週末にでも、子どもたちと観てみます。

あたり前のようで、かけがえのない幸福

樺沢さんは、最も基盤となる「セロトニン的幸福」は、心と体の健康の幸福で、体調がいい、気分がいいと感じるときや、朝起きて気分がさわやかだなと感じるとき、と例をあげておられました。
そして、これは



あたり前のようで、きわめてかけがえのない幸福

なのだと。
はっとしました。

足の指を骨折したときも、足の甲を骨折したときも、肩の骨を骨折したときも(どんだけ骨折してるねん💦)、わたしはこれらの部位にどれだけ助けられて毎日生活していたのかと、本当にありがたく思いました。
なんでもない「あたり前」の状態であることは、どれだけ幸せか。

そして、「かけがえのない」という言葉で頭に浮かんだのが、子どもたちとの時間です。

子どもたちも思春期を迎え、あと数年、どれだけ一緒に生活できるのかなと感じることがあります。子どもたちもいつかは巣立っていきます。

そう考えると、日常の「おはよう」「いってらっしゃい」「いってきます」「ただいま」「おかえり」は、なんて愛おしいのでしょう。いつもの言葉がけの中にしっかりと「幸せ」はいるんですね。
(ちなみに、樺沢先生によると、家族との関係によって感じる安らぐなどの感情は、「オキシトシン的幸福」になるようです)

幸せは「なるもの」ではなく、「気づくもの」

わたしがこのプログラムに参加しての一番の気づきは、これ。

幸せは「なるもの」ではなく、「気づくもの」

気づけないのと気づくのとでは大違い。
そして、

小さな幸福に気づけない人は、大きな幸福にも気づけない。
毎日のプチ幸せな人が十数年後に大きな幸せを得て、幸せな人生を手に入れることができる。

「気づく」というのは「与えられる」ことよりも価値あることだと思います。ノウハウは時代によって変わったり、忘れられたりしてしまいますが、自分で気づいたことはしっかりと心にインプットされるので、そう簡単には変わらないですし、忘れませんものね。自分で気づいたことは一生の宝物です。

いま一瞬一瞬の小さな「幸せ」に気づいて、その一つ一つを大事に重ね合わていく。そして、大きな幸せを手に入れていきたいなと思います。

「Happy Challengeプログラム」はまだまだ途中なので、学びはたくさんありそうです。また気づきが出てくるかもしれません。その時はnoteにつづりたいなと思います。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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