【愛着障害・うつ・AC】洗脳を解く
↑前回の記事「親も大したことはなかったことを知る」の続きです。下にもう一度貼っておきますから、あとで読んでください。
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モラハラもカルトもブラック企業も、洗脳です。教育もそうかもしれません。
支配者に私たちは洗脳されていますよ。
毒親は支配者です。
もともと真っ白だった私たちは、毒親に洗脳されて自らをつまらない人間だと思い込まされてきました。
生きづらいのは、自分のせいではありませんでした。
毒親に洗脳されたことが苦しみの始まりだったのです。
私の人生を俯瞰してみると、つまらない人たちに捕まって、奉仕させられ、犠牲になってきた
だけとも言えます。
そう思うと、怒りと情けなさを感じます。
「つまらない人たち」は自分が空疎だから人に依存するしかないのです。
その「つまらない人たち」の筆頭は親です。
私たちの種は、もともと大樹に成長するためのプログラミングをされて生まれてきています。
私たちの種は、それぞれの生きたい人生を内包して生まれてきているのです。
それなのに子供の人生はリスペクトされることなく、親の都合がいい道具になるようにと洗脳してきます。
親の支配と洗脳は強力でした。
私は自分を生きることを諦らめて、親の言いなりになっていました。
親に完全に屈服して心を病み始めたのは十五歳の頃です。
セラピーを始めるまで、その頃の記憶はほとんど闇の中に隠れて思い出せなかったので、よほど辛かったのでしょう。
自分自身を生きることができなくなった私は、十九歳で親元を離れてからも親と同じような支配的な人たちの中で生きることになりました。
支配的な人とは、おもにパートナーでした。私から養分を吸い上げて生きているような人たちでした。彼らは元気になって、私はどんどん疲弊していきました。
彼らの支配を跳ね除けられるようになったのは、セラピーを始めて少しずつ自信を取り戻しはじめてからです。
生きづらかったのは毒親に洗脳されていたからだと気づいて、改めて怒りが込み上げてきます。
洗脳は、個人の価値と尊厳の剥奪ですよ。
溜まりに溜まっていた激しい怒りを解放するのに何年もかかって取り組みました。
洗脳が解けるには、そのからくりを知的に理解しただけでは足りないのです。
怒りを解放して尊厳を取り戻すまで洗脳は解けませんでした。
洗脳が解けることは、奴隷が解放されるようなものだと思います。
親に洗脳されて奴隷にされている人生なんて、なんてくだらないのでしょう。
洗脳が解けた今、そんなことを考えているのです。
つづきます