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人生が好転する感情との向き合いかた
さいきん身の周りが穏やかになってきました。私の人生でこんなに穏やかだったことは、かつて無かったと言えます。
振り返れば波乱の連続でした。人間関係、進路の選択、就職、恋愛、結婚がトラブル続きの半生を送りました。
上手く行かない原因に辿り着くまでに時間がかかりました。
上手く行かないのは親子関係が原因でした。
ACの私は何がふつうのことなのか分かりませんでした。生育環境が異常だったので、ふつうの良好な親子関係とはどんなものかを知らず、自分の両親から与えられた不健全な関係をベースにしてすべての人間関係を作ろうとして数々の失敗を繰り返しました。
辛いのによく頑張ったと思います。
人生を再構築するために二十年のあいだ治療を続けて来ました。
その甲斐あって、いまでは周りはふつうの人間関係、家族関係を築いている人たちに囲まれるようになり、その人たちと親しみと暖かみのある付き合いが楽にできるようになりました。
外側の世界は内側の世界の反映だから、いまの私のこころの中がどうなっているか、周りに居る人たちを見ると分かります。
いじめや虐待、搾取する人などは私の視界から居なくなりました。
私のこころの中は前よりずっと平和になったみたいです。
ここに来るまで、親子関係を何度も見直しました。人生を闇から光へ転じようとするとき、避けて通れないのが親子関係です。
親から、あるいは先祖から引き継いてきた負のエネルギーが幸せを遠ざけていたのです。
負のエネルギーとは怒りの感情です。
子供の頃に理不尽な目に遭ったとき表現できずに閉じ込めてしまった怒りの感情が、幸せな関係を築く邪魔をしていたのです。
怒りが、さまざまな争いを引き起こし、人生を苦しみに満ちたものにしていたのです。
私も長い間、怒りの感情と向き合い、解放することに努めてきました。
しかし怒りは悪いだけのものではありません。
怒りは尊厳が傷つけられた時に湧いてくる感情です。一見ネガティブなようでありながら、生きるエネルギーとして大切な感情なのです。
怒りの感情を抑圧していると、鬱っぽく無気力になって生きてる実感もなくなります。私も鬱っぽい気分で人生を生きてきたな、と思います。
これからは怒りのエネルギーを人生を切り開くパッションとアクションとして発揮できるようにしていきたいものです。
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