見出し画像

【愛着障害・うつ・AC】自律神経がととのう人間関係

やはり人は集団の生き物なので、一人でいるのは長い目で見ると身体に悪いよね、と今さらながら呟きたくなります。

私は回避性の人なので、一人で居るのはけっこう平気なのですが、もともと一人暮らしなもので、コロナでリアルでの触れ合いが少なくなってからは誰とも会わない日が続くことがあり、そんな時はさすがに鬱っぽくなってくることがありました。

プライベートでは一人でお家に籠もってお茶しながらしみじみ癒されている陰キャな私なのですが、そんな私でさえ、一人が続いたあと人とふれあった時に感じる安らぎと幸せは、特別なもののように思えます。

ただ、その安らぎを感じる人は、誰でもと言うわけじゃないようです。見知らぬ人や通りすがりの利害のない人の時に感じるようです。要するに、気を使わない相手です。

例えば近所のコンビニやミスドで買い物をしてレジでお金のやり取りをしたとき。支払いをして、お釣りを渡してくれますよね。お釣りを受け取ろうと片手を差し出したとき、店員さんが片方の手でお釣り銭を手の平にのせてくれて、もう片方の手で手の甲を包み込むようにしてくれるのです。その時に人の体温も感じるのですが、私はなんだかいい感じだなあ、と思います。

沖縄の人懐こさは、本土から来るとホッとするものがあります。

15年前にくらべると、話しかけてくれる人は少なくなったようですが、それでも石垣島の子供たちは今でもよく挨拶してくれます。

声にも島らしさを感じることがあります。新聞の集金のおばあちゃんのゆったりした声に、何とも言えない母性を感じ、おばあちゃんの声を聞きたいがために、銀行引き落としにしないで集金に来てもらっているほどです。沖縄のオバアはほんとにいいですよ。

交感神経が緊張して戦闘モードになっている人は、島に来ると緩みます。

リラックスすると時間が止まったような、時間が流れていないような感じがして、平和な気持ちになります。どうじに呼吸も深くなります。

島には大手のスーパーが2社あります。本土資本のマックスバリュでは、3年前からAI化された無人のレジが半分以上を占めるようになりました。無味乾燥になって残念に思いますが、沖縄のスーパーのかねひでは、会計だけAIで、レジにはいまでも地元の優しいオバアやネーネーたちがいます。AIに取って代わられないで、どうぞ何時までも変わらないでほしいと願います。

安全を感じるときが幸せです。

イライラしている時とリラックスしている時では、気持ちも考え方も違います。イライラしている時は世界が悪意に満ちているように感じますし、リラックスしている時は世界は愛に満ちているように感じます。

安らぎを感じる人間関係は自律神経が整うのですよね。

もともと人間も動物ですから、安全を感じる環境で、食べて寝て仲間がいるのが一番の幸せなのです。

いいなと思ったら応援しよう!