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最初で最後の大きなキャリアチェンジに向けて。

2024年10月31日(木)。
わたしは職場の上司に「年度末いっぱいで退職したいと考えている」旨を伝えました。

翌週すぐに職員面談の場を設けてもらい、その場では「非常勤講師として週2でもいいから残れないか」と引き留められたものの、もうずーーーーっと考えていたことなので当然意見を覆すつもりはなく。

1週間後、2度目の面談をもって無事に(?)退職が正式決定しました。

2024年2月から、
私の職業は「Webライター・ディレクター」になります。


皆さまこんにちは。田中歌耶子です。

WebライターラボのDiscord内で書かせていただいたコラムが先日メディアの方にも掲載された(ありがたい…!)ので、お蔭様で自己紹介がめっちゃしやすくなりました✨

どうもどうも、ワタクシこういうもの👆であります(ぺこぺこ)。
そんなわたしが2024年の間にやっておきたいことは「気持ちの整理」です。


ジョブチェンジは何度もしたけれど。

わたし、大学時代に個別指導塾のバイトを始めてから、

20年以上ずーーーーーーーーーーーーーーっと、塾の先生として生きてきた人です。

大学生のアルバイトからずっとやっているので、実はもう人生の半分以上を「塾講師」として過ごしてきたことになります。こわ。

もちろん楽しいことばかりではまったくないし、夜のお仕事だし、土日休めないし、モンスター◯◯が夢に出てきて飛び起きる経験だってしたこともああるし、決してラクな仕事ではありません。

それでも続けられたのは「国語が好き」「授業が好き」「生徒(全員ではないが)が好き」というポジティブさの方が上回っていたからなのでしょう。

でも、さすがにそろそろしんどいなと感じる時期ではありました。

「40代女性・集団指導塾・正社員講師」っていう人、実は今まで自分以外には一人も見たことがないんです。

もちろん世の中に存在してはいるのでしょうけれど、少なくともわたしは実際に会ったことがありません。

Webライターをしていると「体力がすごい」とか言われますが、確かにそうなのかもしれません。

気持ちの整理①独立に向けて覚悟を決める

塾講師を辞めてWebライターになるという今回の決断は、現在43歳のわたしにとっては「会社員という人生から離れる」ことを意味します。

Webライター界隈を見ていると同じような人がたくさんいるので「普通」に見えるかもしれませんが、いざ自分がやるとなるとやっぱりドキドキするものです。

・本当にちゃんとできるのかな
・「仕事=収入がなくなる恐怖」に自分は耐えられるんだろうか
・3月ごろに確定申告絡みで先輩ライターが騒いでいたのを見たけど、わたしもあれをやるのか…
・「お仕事は何をされているんですか?」になんて答えればいいんだ?
・自分=塾講師じゃなくなるってどんな感じなのか想像もつかない…

それなりにドキドキしちゃう。

まぁ、教室長とかやっていないヒラの塾講師のお給料って「一生新卒」みたいな感じなので、収入のギャップを感じることはなさそうです。

とにかく、必要な準備をしながら覚悟を決める。

2024年の間にやっておきたいと思います。

気持ちの整理②塾講師としての自分を振り返って労う

自分で自分に「お疲れ様ー」ってしてあげるために、これまで頑張ったことをポジティブにまとめておきたいな、と思っています。

20年の間に関わった生徒は、ちゃんとカウントしていたわけではないものの相当な数に上ります。

以前受験生だけカウントして「最低でも500人はいるな」と思ったので、それ以外の時期だけ関わった子を含めれば1,000人はいくんじゃないかな?

全員を思い出すことなんて絶対に不可能ではあるんですが、それぞれの年を振り返って気持ちの整理をするつもりです。

塾講師というハードな仕事を続けてこられたこと自体も評価してあげたいなと思っていますが、それ以上に「国語」から逃げずにきたことを褒めてあげたいと思っています。

国語の先生って、すごい仕事なんです。というか、「読解力」というスキルが生きていく上では超重要なので、それを教える国語の先生の責任も大きなものになる。

「文章の読み方を教える」って正直めちゃくちゃ怖い作業ですよ。

「読む」作業ってすべてのプロセスを言語化できるわけではないから、自分の「読む」と他人の「読む」が同じだなんて保証はまったくない。言語化できない作業を無理やり言語化したからって万人にマネさせられるわけでもない。その子がもともとやっていた「読む」と全然違うやり方をインプットしようとした結果、混乱させるだけになるかもというリスクすらある。

神様じゃないからね。

きっついきっつい塾業界で、よりによって「国語担当」という特に大変な路線を選び、20年以上辞めずに続けられてきた。

そのこと自体について、自分で自分に「よーやった。頑張った。マジ乙」と労ってあげようと思います。

気持ちの整理③今のうちに存分にワクワクしておく

2月以降は生活自体が大きく変化するわけですが、多分無邪気に「たのしー」とか言っていられるわけではなくなると予想しています。

まず最初に初めての青色確定申告っていう壁が立ちふさがっていますしね!

・改めて「会社員じゃなくなった」という事実が押し寄せて来そう
・拘束時間が減る分今まで以上にスケジュール管理が難しくなりそう
・塾の世界とはつながっておきたいので非常勤講師のツテを探さないといけない
・↑正社員転職ほど大変ではないだろうけれどサクッと見つかるか不安

軽く想像しただけでも、2025年に入ってからはこの辺の不安が現実味を持って押し寄せてきそうだな~という予想ができてしまうんですよ。

だからこそ、今はただただ「楽しみだなぁ♪」と思うようにしようと。

Webライターラボには、独立に成功した先輩たちがたくさんいます。先日のオフ会でも「年度末で会社を辞めようと思っている」と話したときには皆さま何の曇りもない笑顔で「おめでとう!」と言ってくださった。

(よく考えたらすごいことですよね。会社員の人に話したら「えぇ…」って言われそうですから)

いっぱいわくわくしながら、やるべきことは着実に準備しつつ、2024年を締めくくれるようにしようと思います。

あーーーーー、楽しみだなぁ!(/ω\)

以上 #Webライターラボ のコラム企画でした!

というわけで、こちらWebライターラボの11月のコラム企画用のエッセイでした。

一生に一回しかないこの「独立」というタイミングにぴったりなお題だったので、案件の合間にササッと書いてみました✨

読んでくださったメンバーの方々も通りすがりの方も、ありがとうございます。

Discord名:田中 歌耶子
#Webライターラボ2411コラム企画

【参考】3月末でまだこんな感じだったんですよ。本当に激動の一年だったなと思います。


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