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保育園に入れることに決めた。

保育園、4月入園申し込みの季節ですね。

いま0歳の息子を、来年の4月に1歳児クラスで保育園に入れるのか。それをここのところずっと考えていた。
ここのところというか、生まれた時からずっと、「いつ保育園に入れる?」という問題はうっすらいつも頭の中にあったような気がする。

いや、育休を貰っている身分の手前、入れられる保育園があるなら入れてさっさと復帰しろ、という制度なのはもちろん分かっているんだけど。
どこまで積極的に、今回の4月入園を目指すのか。本当に本当に悩んだ。悩むのにめちゃくちゃ疲れた。

悩み疲れた状態で申し込み開始日が訪れ、まだまだ悩んでいたんだけれど、ある日突然吹っ切れた。

もう、入れよう。ここならいいかなと思えた保育園は、申請書に全部書こうと。


恥ずかしながら、私は自分の仕事が嫌いだ。
仕事というか、会社が嫌いだ。もちろんお世話になっている人もいるし、好きな人もいるし、会社というハコそのものにも感謝している部分はあるんだけれど、どーにも辛くて。

復職しても、きっと辛くしかないと思う。子供がいない状態でもあんなに毎日キリキリしていたのに、私にワーママなんてできる気がしない。余裕がなくなることが目に見えているけれど、子供に皺寄せがいってしまうことだけはどうにか避けたい。

好きでもない仕事、かつコスパが良いとも思えない仕事。それを子供を抱えた状態で続ける意味はあるんだろうか。

とかなんとかぐるぐる考えると、行き着く先は「身から出た錆」。
なにも妊娠してから急に会社が嫌になったわけではなく、不満はずっと胸の内にあったんだから、ズルズルグズグズせずに転職なりなんなりすれば良かったのだ。そういう努力をするべきだったんだ。

じゃあ、今転職を目指す?
それこそ、0歳児を抱えた状態で?

勤めている会社は制度だけはホワイトなので、育休を延長しようと思えばできる。同僚には女性が多く、なんなら一度育休を取ったら第二子まで続けて産んで3〜4年戻ってこない人もザラにいる。

我が家のこれからの家族計画はどうしよう。
仮にあと1年育休を延長したとして、2歳児クラスから入れる保育園は近くにはそうそうなさそうだ。
選択肢の少ない来年入れるより、やっぱり今年、気に入った保育園に入れた方が……。


、、、、、

あーーーーーもう!!考えるの無理!!!

私は密かに爆発した。
そして吹っ切れた。

復職、しよう。
ごちゃごちゃ考えるの、もう時間の無駄。
メリットデメリット考えたって、それだけで理屈じゃ決められない。

できる。仕事と育児の両立……、両立ってほどはちょっと難しいかもしれないけど、私は仕事をしながら家庭を回せる。息子と夫と幸せに過ごせる。仕事もまあまあこなしていける。

だって、これまでだってやってこられた。なんだかんだ言いながら、真面目に、誠実にやってきた。
その姿勢は周りにも認められていると思うし、自分でも自負にしないといけないと思った。
「いやいや、私なんかのキャパじゃ無理だよ…」というのは、自信のなさを逃げ道にしているだけだ。

ここまでやってきた自分のことを認めたら、それが自信になった。自信を持てたらできる気がしてきた。

一回ね、一回やってみよう。
やってみて、あ、これ無理だわ。と思ったら、また別の道を考えよう。
これまた、自分の自信のなさに甘えて探してこなかった別の道を、今度はちゃんと考えないといけない。

とはいえ。

もちろん働き方は変える努力をしないとならない。
それは勤務時間うんぬんの話ではなく、自分のスタンス、心構えの話だ。
ここを変えなきゃ、現実問題、生活は幸せに回っていかない気がする。

家庭第一を旨とする。
周りにいい顔をしすぎない。
搾取してくる人に、時間も心も捧げない。
それで何か言われてもできるだけブレない。やることやってる、って自負を持つ。自負を持てる働きをする。


逆に、今まで搾取されている感を感じていたのは、たぶんそれも自信がなかったからだ。
こんなに捧げてます、自己犠牲してます、っていうところに、自分の評価を見出していた。

今までは私1人の問題として、それで良かった(良くないけど)かもしれないけれど。
今は大事な息子がいる。いらん自己犠牲に、子供を巻き込んでしまってはならない。

マインドを変えて復職する!
無理なら撤退する!

そう決めたら、すごくラクになった。
決められないの、本当にしんどかった。
保育園について悩んでいたつもりだったけれど、根っこは私の性質の問題だったんだな。


保育園の申請書類は無事に書き終えた。
あとは封して投函するのみ。

どうかより良い我が家の未来に繋がっていきますように。

ま、これで全落ちしたら、それはそれで自宅保育を頑張ろう!笑

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