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健康的に物価高を乗り切ろう①|鶏と茄子とピーマンの照り丼・紫大根と長芋の和え物

日々驚く「物価高騰」
本当やんなっちゃいますね。

身近なもので言えば【食材】
日増しに何もかもが、えっ!こんなにも?と、
思わず手に取ったものを見つめながら暫し頭の中で予算委員会。

結果「今日はいいか!涙」と再び棚に戻してしまうことがあります。

こんな背景には、国際的な原材料価格の上昇や、円安による海外からの輸入コストの増加などもあるのでしょうが、それに加え農作物の品質や収穫量に深刻な影響を与えてしまう近年の異常気象。

まさに、弱り目に祟り目

避けては通れぬ"致し方ない現実"を何とか受け入れていかなければならないのでしょうが、
いつになったらこの現状に馴染んでくるのかと憂鬱になります。

しかし、弱音を吐いてばかりはいられません。

日々のおうちご飯は今まで通り
「美味しかった」「大満足」にしなきゃ!です。

それに何よりも、
家計が圧迫されているとはいえ節約に力を入れて健康を損ねてはいけません。

しかし、この「節約」と「栄養」の両立はなかなか難しいです。

そこで今回のテーマは、
『健康的に物価高を乗り切ろう!』

メインに【丼物】を、
そしてそこにプラス【あと一品】で完結できる、
栄養満点&食欲そそる彩りも併せた
『丼セットメニュー』をご紹介していこうと思います。

今回は第一弾ということで、今後も時々 "一椀でも十分満足できる丼メニュー" をご紹介していきたいと思います。ぜひ献立のお役に立てたら幸いです。

今回は、
『鶏と茄子とピーマンの照り丼』
プラス一品は彩り美しい『紫大根と長芋の和え物』
こちらの2品をご紹介いたします。


〈材料〉

【鶏と茄子とピーマンの照り丼】
(2人分)

・鶏もも肉   130〜150g
・長茄子     1本
・ピーマン    1個
・酒       大1/2
・片栗粉                   適量
・揚げ油     適量

〔タレ〕
*酒    大3
*味醂   大3
*砂糖   大2
◎醤油   大3
◎酢    小2
◎白だし  小1
◎生姜   小1(下ろした物)
七味    お好みで

【紫大根と長芋の和え物】

・紫大根    150g
・長芋                   200g
・三つ葉    3〜4本
・ポン酢    大1
・めんつゆ           大1
・塩(塩揉み用)    少々


〈作り方〉

【鶏と茄子とピーマンの照り丼】

生肉を切る際は、
牛乳パックをまな板代わりに使用するのがおすすめです
鶏肉の余分な脂や筋を取り除き、一口大の大きさに切る
切り終わったら酒に浸けておく
5分経ったら片栗粉を全体にまぶす
茄子はヘタを切り取り乱切りにし、
10分水に浸けあく抜きをする
ピーマンは半分に切り中の種を取り除き、
3〜4等分の乱切りに
油を180度に熱する
キッチンペーパーでしっかり水気を取った茄子を、
少し焼き色が付くまで揚げる
ピーマンは高温でサッと揚げる
鶏肉は油の温度を少し下げ、余分な粉をはたき、
こんがり焼き色が付くまで揚げる

フライパンに〈材料〉の*を入れ、
強火で加熱しアルコールを飛ばす
その後〈材料〉の◎を加えグツグツなってきたら、
揚げた鶏肉と野菜を加えタレを絡ませる
味をよく絡ませたら、具材の完成です


お椀にご飯をよそい、具材を乗せていきます
残りのタレをご飯にかけたら完成です

【紫大根と長芋の和物】

紫大根は皮を剥き薄く輪切りにし、いちょう切りにする
切り終わったら塩をまぶしておきます
長芋は皮を剥き2㎜の厚さにし、いちょう切りに
三つ葉は洗って2㎝幅に切る
飾り用に2本は上の葉を切らずにそのまま残しておく
柚子の皮は細く切る
塩をまぶした紫大根がしんなりして来たら、
流水で洗いしっかり絞る
ボウルに紫大根、長芋、三つ葉、柚子の皮を入れ
ポン酢とめんつゆを加え優しく混ぜながら味を絡ませる

小鉢に中高に盛り、上に三つ葉を乗せて完成です

[補足]
彩りの良さから紫大根を使用しましたが、無い場合は通常の大根で代用しても十分美味しく頂けます。
その場合は、さらにラディッシュのスライスを加えると彩りがアップします◎
また、長芋と胡瓜も味わい的に相性が良いのでそちらもおすすめです。ぜひお試しください。

彩り鮮やかな2品の完成です

〈最後に〉

メインを「丼物」にすることで、しっかりご飯も頂けお腹も大満足。

そんな丼物に味、食感、彩り等バランスの良い「あと一品」を添えることで簡単且つ飽きの来ない献立になるかと考えてみました。

悩める物価高に決して屈せず
美味しくお腹も満たし、目でも満足できる食卓は何よりも豊かな気持ちになります。

どんな時も、やっぱり美味しいご飯が1番!

次回は、優しい味の丼ものをご紹介します。
おまけに「味の幅を知る」お話も。

どうぞお楽しみに♫

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