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別にそんな万能じゃないけど、楽観的なのは良い

 ともあれ、自分をモチベートするには楽観視がなくてはならない。「どうせ大丈夫」とか「完璧じゃなくていい」とか「とりあえずこれでいい」とかの楽観的な心が、自らを自らで縛らずに済む。
 そしてもちろん、その楽観視はモチベートのためなので、1回限りではない。楽観視は「確実に成功する方法ではけしてない」のであり、そうではなく、「とにかく落ち込まずに繰り返しやすくする」方法であることは、分かっておくべきだ。
 ただ、人生というある程度の長い時間を考えた時に、「一発勝負に勝つ」よりもむしろ、「日々を楽に生きる」ことのほうが有用であると言えるから、楽観視と、それによるモチベートはあるべきなのである。

 また結果的にこの楽観視は、自らのポテンシャルを引き出す効果もあるだろう。ならば一発勝負に関してもけっこう有用そうではないだろうか。「大丈夫、とりあえずやってみよう」を繰り返す経験が、あなたを変に萎縮させたり、考えすぎて硬直させることがない。
 ネガティブさはどうしたって選択肢を狭めるのだから、だったらポジティブさによって「自分」という存在を自由にし、幅を広げることを信じるべきである。

 まあ、ともあれ、自分をモチベートするには楽観視がいるだろう。それを獲得するのは別に大変なことではない。というよりも、大変なことではないと思えることこそが、楽観視の入口なのだから、とりあえず声に出すなり、紙に書いてみるなり、あるいは何も考えずに動いてみるなりしてみると良い。ネガティブさに凝り固まった体をほぐし、ポジティブに慣れてくると、ますますそれはあなたの味方になる。
 そんなに構えずとも、すぎに始められる楽観視は、実はすごく簡単なことではないだろうか。

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