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【読書記録】超入門 資本論


望む結果=外的要素(環境、コントロール負荷)×内的要素(コントロール可能)

基本的には人は結果を得るために、内的要素(自己向上、スキルアップなど)を行うが、そもそもの外的要素を理解しないまま行っても効率が悪いですよ。という話。

外的要素とは、自己コントロールができない。個々人の対応としては、ルール、構造、仕組みの理解となる。

本書では、資本主義の構造について紹介している。

■価値と使用価値

価値=労力の大きさ(経費)
使用価値=使うメリット

価値と使用価値が両方あってそこで商品となる。

相場は価値(社会平均)で決まり、価格は使用価値によって上下する。

労働力も全く同様で、
給料=価値(労働を再生産するための必要経費)という構造になっている。


■剰余価値



利益=剰余価値(=付加価値)

剰余価値=労働者が生産過程で生み出した付加価値

①絶対的剰余価値 →長時間労働
②相対的剰余価値 →デフレ
③特別剰余価値 →生産効率UP・イノベーション

特別剰余価値はやがて消滅する
資本主義では何もしなくても商品の価値は下がる

イノベーション→生産コスト減→低価格化→コモディティ化→薄利多売・モノ余り→利益減→不景気→淘汰 というサイクル。


■現代とこれから、そして個人

今後は構造的に非正規が主流になる。
理由は企業にとって都合がよいから。

適応するために、、、
労働力の価値ではなく、使用価値で評価を受けられるような体質に自己トランスフォーメーションをしよう、オリジナルになろう。

価値=それを生み出すのに必要な経費
→人で言うと、経験・積み重ね
これをアゲていこう。


■やる事
オリジナルのための経験と積み重ね

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