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大好きなピスタチオアイスとカヌレアイスバー
ハーゲンダッツのピスタチオ(&ミルク)アイスは販売終了みたい。しょんぼり。
期間限定とは何となく知っていたけど、もう手に入らないのか。また復活しないかしらん。
ところで1990年代後半に流行したカヌレの、第二次ブームが来ている。
実は私、今年になるまでカヌレを食べたことがなかった。
1990年代半ば、私はニュージャージーにいた。90年代後半に結婚し、帰国した。
言い訳をするなら流行した頃、いなかったのだ。知らなかった。
いつの間にか、カヌレは当たり前にあったけど、口にする機会を作らなかった。意図的にではない。単にチャンスがなかったんだもの。わざわざ食べよう! って思わなかっただけで。
だからずっとカヌレがどんなものかを知らなかった。
それを知ったのは、ここ半年以内。
カレー屋さんで。
夫が出張先で美味しいカレー屋を教えてもらったと喜んで、連れて行ってくれたのだ。
そこで食後のデザートつけますかと聞かれ、二択あったのでカヌレを頼んでみた。
おお。
なんか見たことある。
初めてなんだよね~。と互いに言いながら口に入れてみた。
……!!
うおお。これがカヌレなのか!
外側がパリッとした歯ざわり。蜜の香りがしたと思ったら中はしっとりしていて、だいぶむっちり。弾力のあるしっとりに驚き卵の香りを楽しんでいたら、ほわあ~とラムの香りが後から鼻に抜けてきた。
なにこれこんなにおいしいものをわたしたちはたべたことなかったのかなにやってきたのいままでわたしたちはしらなかったよこんなにおいしかったなんて!!
心の中で叫びながら、二人で「美味しいね。これ美味しいね」と少し気持ちを抑えて落ち着いた風を装って言い合う。
直後に知ったけど、カヌレの美味しいカレー屋で有名だったのだ。
「どうしよう。初めてのカヌレのレベルが高すぎて、他のカヌレが美味しいと思えないかも!」
口々に言いながら帰ってきた。
そして案の定だ。
うわあカヌレってこんなにおいしいんだ! ―と思えるカヌレと出会えていない。まあまあまあ。こんなもんか。くらい。
そんな中、「けっこうおいしいよ!」に出会った。
それはカヌレ自体ではなくてカヌレアイスだった。
またコンビニでなのだけど。
なんだろう固いプリンのような感じかしら。やわらかいグミのような食感と言えば良いかしら。アイスのキシとした歯ざわりがないのはありがたい。
むちっとかじってから、ハチミツの香り。そして飲み込むころにふわっとラムの香りが追いかけてくる。
おいしい。
また食べたい。
ピスタチオ&ミルクが終わって寂しいけど、カヌレアイスが出ているので、それで寂しさを紛らすことにした。なんだか恋人を乗り換えたようでほんのちょっとの罪悪感を頭のすみに、「ごめんねピスタチオ&ミルク。でもアナタの方から去ったのだから」とか言い聞かせ、すぐにカヌレアイスを楽しんじゃう。
ピスタチオ味のアイス、また待ってます。
と書いてこの下書きを熟成させていたら、コンビニでのカヌレアイス販売も終わってしまったのかな。見かけなくなった。
カヌレアイスも待っています。
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