はらはら
ざあと雨のように舞う
オレンジや黄色の葉は
静かに降りしきる白い雪は
落ちたそこで
やがて自分の場所と決めても
次の季節にはもういない
今日
薄い淡紅色のつぶとなって
春がいる
音もなくはらはらと
とめどなくはらはらと
私のからだとこころを
刺激する
身体の痛みは私の心を敏感にさせ
世界中からいなくなる人を思わせる
何もできなくなる日は
すべてのことが台無しに
はかなさが
空に
全身の前に舞っている
その景色は
見ごとじゃないか
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読んでいただいて、ありがとうございます!
心に残る記事をまた書きたいです。