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親子のこと

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親のこと、子供のこと、その関係についての考察や自分の思い出話、などなど家族に関することなら何でも ※映画の感想については含めません
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2018年12月の記事一覧

信じていたサンタさんがバレても

 クリスマス当日なので、朝起きたらツリーの近く、家族でそれぞれのプレゼントを開けるお楽しみがある。でも平日だし、家族三人してものすごく日常が流れている。買い物に出ると、小さいお子さん連れの家族は冬休みモードで、親は大変だろうに何だか楽しそうに見えてしまう。クリスマスなんだな~。  こんな日は、サンタさんの思い出について書きたい。  幼少期、クリスマスプレゼントは、12月入った辺りから人にもらった物をツリーの下に飾っていた。サンタさんもツリーの下に置いて行くシステム。だけど。

映画を観る時、つい気になる親子関係

 私の、映画の感想、特にマーベル映画作品の感想を読んでいて、気づいている方はいると思うが、多くのものをわざわざ家族関係に当てはめた観方をしてしまう。そういう思考のクセになってしまっている。色々なものがそのように見えて仕方ない。たくさんのものをそれにつなげてしまう。最近だって「ボヘミアンラプソディ」を、つい親子関係の視点で書いた。  映画それぞれにちゃんとテーマがあって、そういうことを背景に描いていることも皆の興味をひく理由の一つだとしても、やたらに親子関係について見えてしま

息子が幼少期の頃、よく遊んだボードゲームの数々

 幼い息子とはよくモノポリーをした。  これを始めると延々続いてしまい、二人して疲れ果てることが多かった。息子は今になって「手加減しないで早く済ませて良かったのに」と言う。だけど手加減なしだなんて……すぐ終わっちゃうじゃないか。ある程度続いた方がこちらも面白いし、息子が負けると手が付けられないほどグズるので、簡単に勝負がつくとそれはそれで大変だったのもある。それに息子はまだ幼すぎた。あまりに無策。だって始めた当初って、まだサイコロもサッと数えられなかった確か幼稚園生の年少さん

子供を可愛く感じるのは、何歳まで続くのか

 自分の、子供の頃の写真をアイコンに載せている。  これが、父と母にすこぶる評判が良い。素敵な親ばかである。  載せて間もなく、父からは「あの頃のカワセミちゃんは、angelのようだった」、母からは「あの頃は本当に可愛かった」と感想がきた。  「あの頃は本当に可愛かった」と言われるのは、「今はもう可愛くない」と言われているようで、昔は残念だった。  でも自分に子供ができると、そういう意味ではない「あの頃は本当に可愛かった」。気持ちがわかるようになってきた。  幼少期って、

自分を笑い飛ばしてほしい父

 母親のことは時々文章の中に書いてきたが、私の父親のこと、少し書きたくて。  娘である私にとっての父は、とぼけているところが面白く、ひたすら私に優しかった。ご機嫌を取るとか甘やかしてくれるとかいうのではなく、私が感情まかせに振舞っていてもそれを流してくれる。思春期の頃、うっとうしかったことはあって、触ってくれるな、部屋を少しでものぞいてくれるな、というのはあったけど、嫌いになったことは一度もない。さらにそのおかげなのか、「お父さんみたいな人と結婚したい!」と、幼少期ならいざ知