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6月4日 癌のステージ告知、されてみた

大腸がんの検査結果を聞きに行ってきました。ステージ3、厳密にはステージⅢ cとやらでした。ひとまず、ステージ4じゃなくてよかった、のかな。

癌はリンパに4個以上転移していて、腸に穴が開くくらいなので深達度も一番高い状態だそうで、でも、手術中に確認できた腫瘍は全部とってくださったとのことです。先生がご丁寧に「ここが癌で〜」と手術中の写真を見せてくださいましたが、いや、こちらはグロ画像耐性ないんですけれど……?と思いました。

ステージⅢ cだと、再発やほかの臓器へ転移する可能性、あるいは見つかっていないだけで既に転移している可能性は、残念ながら低くはないようです。生きてたらいろいろあるね〜。ほんの少しだけ泣けてしまいましたが、まあ、なっちゃったもんは仕方ないからな。というか、調べてもⅢ bまでしか出てこないんだけれど、cって何?cuteのc?

一応、5年後の生存率についても先生に尋ねたところ「Ⅲ bで60%だから、Ⅲ cだと50〜60%くらいなんじゃない」とのことでした。ステージ4で生存率18%……というケースも想定していたので、もはや喜ぶべきか悲しむべきかわからなくて「えー、やば〜」とギャルのような返事をしました。

抗がん剤治療は6月11日からスタートする予定です。保険適用でも一撃3万円オーバーの点滴を、半年かけて8回も打つんだって。それに加えて、飲み薬とストーマ(人工肛門)の装具代でしょ?別の意味で死にそうですが??

そしてわたしは知らなかったのですが、どうやら抗がん剤って種類がたくさんあるらしくて、わたしの薬は脱毛の副作用が出にくいタイプみたいです。でも、抗がん剤って、髪の毛が抜けてしまうイメージがありません?それで、その副作用を不憫に思った男性の友人2人が、わたしのために頭を丸めてくれました。しかし先述の通り、わたしはおそらく脱毛しないので、ただ髪型がお揃いのおじさんが爆誕しただけの結果に。逆に不憫。気が早いのよ。

じゃあ副作用は何もないのかというと、もちろんそんなことはなくて、何やらほぼ100%で手足の痺れが表れるそうです。あとは、めまいとか頭痛とか吐き気とか。それらの症状を最小限に抑えるためにも、とにかく体を冷やしたらダメなんだって。なので、冷たい飲み物やアイスクリームがNGなのはおろか、冷蔵庫の物をとったり、ドアノブに触れたりするときでさえ、手袋の着用が推奨されているようです。めっ、めんど……!

しかし、めんどくさがっている場合ではまったくない。副作用が悪化すると、風に当たるだけでも痛みを感じてしまうらしいので。生きにくすぎワロタ。あとは日焼けもよくないみたい。ビールが飲めない、日焼けできない、お金もないということで、今年の夏はもう外に出る理由が何もありません。もし飲みに出かけた暁には、わたしの目の前でビールを飲んだ人から順に、ストーマを移植してやろうと思います。みんなでチーム金玉を結成しましょう。

とにかく、そんな感じでかわむらは全然元気です。まずは半年間再発や転移がなければ、しばらくは生き延びられるのでは?でも、そもそも何やらキツそうな治療を半年しっかり続けられるか、正直言って自信ないな〜、とにかく自分に甘いしな〜。えへ。

とりあえず、まずは今できることを!と思って、今日は病院帰りにバナナブリュレフラペチーノを飲みました。今できること、絶対もっとほかにある。でも思い浮かばないので、11日の治療開始まで、せめて体の冷やし納めをしていきたいと思います。おすすめのアイスがあったら教えてください。


トップ画像は、先日立ち寄ったブックオフの「健康」コーナーにて。「抗がん剤治療は◯◯なので受ける人は馬鹿」といった内容の書籍があって、びっくりして棚に戻しました。たとえそれが本当だとしても、やみくもに不安を煽るような本なんて読みたいわけないじゃんね。逆に馬鹿なのかなぁ。


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