【仕事の本質】と【嫉妬のメカニズム】を知って表面的なものに振り回されない。〜楠木健さんから学ぶ〜
たくさんの「出逢い」があった、本日
楠木健さんの好きなようにしてくださいは本当に素敵な本。
最も印象に残っているのは、2つ【仕事】と【嫉妬】について。
仕事
仕事を通して、夢を叶えたい。と相談を受けることが多い楠木さん。
(就職活動中:22歳)
僕の夢は、有名な〇〇社の社長や、◯◯さんのような偉大な経営者になることです。
今すぐ起業するべきか、今はまだIT系ベンチャー企業に進むのが良いか。アドバイスを下さい。
そこで、楠木さんは言う。
『経営者になりたい。』それは夢ではなく、
欲だ。と
仕事とは、人の役に立つこと。
仕事で欲を果たそうと思っているのは、大きな間違いだ。
欲を満たすなら、自分で金を払って、得るべきなのである。これを趣味という。
だから、とにかく人の役に立つという成果を出す。
偉大な人になるための必要な条件は、成果を出すことだ。と
その先にしかない。
何を言ってんだこいつ。と思っているかもしれない今のキミも、
2年半後くらいには、こういうことか
と信じたくないけど納得できる瞬間が来るはず。
まあ、人生回り道なし。
好きなようにしてください。
私は、欲が凄いのだ、本当に…
だからこそ、響いた。
自分が描いていたものは、欲に近い。
夢を描いてはなかった。
そして、欲が夢に変わった時の、エネルギーは大きく変わる。
欲は、いいものだと思うけど、
私は、『夢』を持ちたい。
自分がお金を払うもの(趣味)と給料(仕事)にしっかりと違いを認識して、
『仕事の目的が明確なひと』になる。
もうひとつ、『嫉妬』
誰もが身に付けたくて身に付けているものではないであろう、『嫉妬』
楠木さんが嫉妬のメカニズムについて教えてくれた。
嫉妬とは2つの要素でつくられる。
1に、「比較可能性」
2に、「自己有用感」
「比較可能性」とは、
自分が比較対象に捉える範囲のこと
例えば、
同じ会社で働いている同期が成果を出すと悔しい思いが湧くが、
同い年のオリンピック選手が成果を出すと悔しいと思わない。
このように、自分が【近しい】何かを感じているもので、目立って良く見えてしまうものを
“比較可能性が高い”という。
嫉妬されないためには、
「比較可能性」を低くしていくことが必要。
もう一つ、自己有用感
これは、嫉妬してしまう本人は、「自分ができるはずだ…」と思っているということ。
メカニズムを知ることで、
嫉妬されても、相手の言葉に一喜一憂しないでいられるような気がする。(気がするだけ。)
何かに嫉妬しても、何に嫉妬してるかで自分のレベルを把握したり、
自分ができると思っていたことの自己認知に繋がる。(そんな気がする。)
本質を知ることや、メカニズムを知ることは
表面的なもの(結果や言葉や感情)に踊らされず、セルフコントロールに繋がりそうで、何だかいいですね。
明日も楠木健さんの言葉に
ワクワクして。