#7 転職活動エントリー期の憂鬱スキル編
邪推が転職を思い立ったのは、もうかれこれ1年程前の事だったのですが、本格的に辞めてやる!と決意を固めたのは11月頃、ある事件をきっかけにもうこの場所には居られない、抱き続けていた嫌悪感が暴発し、制御出来ない所まできていたのです。
指示を受けるだけなのに、もはや怒りと悔しさが溢れてきて、涙が出てきて仕事にならん、もうこの人達の事は誰も(一部の人達とは良好)信じられない。
で、人事部や所属している部署に報告したのですが後釜が居ない事には退職は難しいとやんわり突き返され。
その後は、退職希望の意志を尊重しようキャンペーンが発動してなんとかそっちの方向性に持っていったのですけども、まあ時間がかかった。
正直、そのまま我儘突き通して辞めちゃう事も出来たんだけど、嫌な奴になるには度胸が必要なので、そこまで我を貫き通す事も出来ず、結局そのまま半年間居座り続ける事に。
全然目処がたたないので、痺れを切らして転職活動を開始した2月、派遣会社でエントリーしたのだが、ほぼほぼお見送りになるという異常事態が発生。
大きな転職活動は4回目だけど、今までこんなにすんなり決まらない事なんて、なかった。
邪推は、過大評価をしていたので、本気ですぐ決まると思っていた。
(ここで邪推が提出した職務経歴を少し)
・社会人歴20年近く
・6~8年周期で異なる業界に殴り込み
・半分は正社員で半分は派遣・契約社員
・Excelwordはちょっとだけ
・専用システムは各社毎のを駆使してたよ!
・秘書検定あります!
が、はずかしいことに数十社エントリーしても次のフェーズに進めず全然決まらないのだ。
仮にも数社顔合わせが出来ても、何故か「大変申し訳ございませんが、お話をまとめることができませんでした。」と選考落ちの連絡。
職務経歴か、スキルよわよわなのか、年齢か、派遣会社という選択のせいか、希望している業界と自身の経歴がマッチしていないのか。
何が原因なのか聞いても教えて貰える筈がなく、どんどん疑心暗鬼になっていく。
エントリーした所で本当に決まるのだろうか。この次は決められるだろうか。
焦って数社まとめてエントリーしてしまって、その管理が難しく各社毎の攻略方法を間違えてしまったり、強みの部分を把握し切れず「あれ、条件と違う??」と混乱したりする時もあった。
そんな時、なんも持ってない自分を酷く認識させられる。
おのれのようなちっぽけな自分に、できる事はあるんか?
そんな状態のまま、あれよあれよと後任への引き継ぎ期間に突入してしまい転職活動が行えない状態に。
次が決まらない焦りと、残された引き継ぎの期間でまとまるのか、諸々の不安を抱えた3月。
次回に続きます。