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【注目食材】身体にも環境にも負荷が少ない大豆ミートの魅力
こんにちは!
川江光です!
最近よく「大豆ミート」いわゆる「代替肉」というのをよく目にするようになりました。
すでに食べたことがある人もいるのでしょうか。
ベジタリアンやビーガンの方の多くは健康意識や動物愛護の観点で代替肉を選択するというのが主流でしたが、代替肉はその他にも地球全体が抱える環境課題の解決に繋がるとして注目を集めています。
代替肉にはさまざまな魅力があります。
・ベジタリアン・ビーガンの方たちのため
・ダイエットや健康管理を目的
・環境問題に配慮した選択肢
今、「地球温暖化防止のために牛肉や乳製品を食べることを控える」という方も増えています。
なぜ環境にやさしい選択と言われているのか、今回はその理由について紹介したいと思います。
①畜産業が与える環境問題
(画像引用:O-DAN)
地球温暖化の原因となる世界の温室効果ガスの排出量のうち、農業からの排出量も問題とされている一面があります。
その要因は家畜が発するメタンガスです。牛はゲップでメタンガスを出します。このメタンガスが二酸化炭素の約25倍の温室効果があると言われており農業は地球温暖化の原因の1つだと言えるのです。
また家畜の排せつ物による悪臭や水質汚染の問題や、家畜を飼育するためには大量の飼料が必要となり、飼料の生産のために森林開発や農地開拓が進み、環境への問題が懸念され家畜による環境にかかる大きな負担とされています。(参考:農林水産省 畜産環境問題の発生)
そこで今、大豆などから作る「代替肉」を支持する声が多く上がっています。
②大豆ミートとは
(画像引用:pexels)
大豆ミートは、大豆から作られておりお肉(牛や豚、鶏など)を一切使用しない、完全に植物性の食材です。高たんぱく・低カロリー、コレステロールが含まれおらず、鉄分や食物繊維も豊富で女性やダイエット中の方だけでなく、大豆ミートそのものの栄養価の高さにも注目が集まっています。
また大豆ミートはお肉と比べて長期保存することが可能です。乾燥したタイプが主流で、ほとんどが常温で1年保存することができるので災害時などの非常食としてストックしておくことも可能です。
お肉であれば、購入しても早く使い切る必要があったり、使わずにそのまま賞味期限切れとなり捨ててしまうことも、大豆ミートを選択することでフードロス削減にも繋がります。
③チェーン店にも広がっている大豆ミート
(画像引用:O-DAN)
ここまで調べると一体どういうものなのか、大豆ミートを試したくなりますが、身近なチェーン店でも大豆ミートのメニューが取り入れられていることが分かりました。一部ですが、ここでは2店舗ご紹介します。
●モスバーガー
「ソイパティ」という大豆由来の植物性タンパクを使ったハンバーガーが提供されています。
野菜ブイヨンで大豆臭さを消したり、サイズの違う大豆タンパクを混ぜたり工夫がされているようです。そして驚くべきなのはメニューの多さです。定番のモズバーガーをソイパティにしたソイモスバーガーをはじめ、テリヤキハンバーガーやチーズバーガーもソイパティで食べることができます。詳しくはモスバーガー公式サイトから確認してみてください。
●CoCo壱番屋
CoCo壱番屋でも植物性タンパク質から作った大豆ミートのメニューがあります。
それが「大豆ミートのメンチカツ」です。これにココイチベジカレーを合わせると、動物由来の原材料を使用していないカレーをいただくことができます。詳しくはCoCo壱番屋公式サイトから確認してみてください。
④まとめ
お肉を食べないベジタリアンやビーガンの方のための食材だと思っていた代替肉「大豆ミート」ですが、今では環境の面でも、生産過程で多くの温室効果ガスを排出し大量の肥料や水が必要とされる畜産業に比べて、環境負荷が少ないとして、多くの人にとってもメリットがあるとされ、代替肉に注目が集まっています。
代替肉を選択することで地球環境を守ることにも繋がっていきます。
また、宗教や食文化に限らず多くの人が食べられるので多くの人と同じ食事を楽しめるメリットもあると感じました。
気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
以上
川江光