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カネ儲けのすゝめ/ネオリベからの獄中搾取臨界
「金儲けを目的ではなく手段にせよ」という趣旨の書籍が氾濫している。
手段 目的
現状の自分⇨ 金儲け 世界平和など
カネ儲け手段化のすゝめ本。
こうした趣旨の書籍をワタシは「大嫌い」だ。
大嫌いな理由は「3つ」。
1つは「コピペみたいな内容でユーモアがなくオモンナイ」ということ。
であるからして、
ワタシは「カネ儲け手段化のすゝめ本」が「大嫌い」なのだ。
それでは読者が待ちに待った「本記事の結論」を発表しよう。
カネ儲けは目的であるべきだ。
カネ儲け手段化の大罪/失われた30年
カネ儲けを手段化すること。
これにはモノスゲエ弊害がある。
カネ儲けの手段化こそが21世紀日本の混迷原因だ。
まず、カネ儲けを手段にすると今の自分とカネ儲けの距離がモノスゴク近くなる。
手段 目的
今の自分⇨ 金儲け 恒久的平和など
今の自分⇨ ??? 金儲け
結果、
「早くとっととカネ儲けをして、そのカネで本来の目的である恒久的平和を実現せねばならない」と焦りが生じる。
「焦り」は視野を短期的かつ狭窄なものにしてしまう。
「るろうに剣心」の中で斎藤一が縷々高説を垂れていたではないか。
「焦り」は視野を短期的かつ狭窄なものにしてしまう。
すると、金儲けが「軽く」なるのだ。
「できるだけ早く」「できるだけ労力を少なく」「まずは自分だけが」…とネオリベ風味の「ウサクサビジネス」を選択してしまう。
超大手金融機関の尻を追って小判鮫のように有価証券を売買したり、
NISAで税金を払わないで日本という国家を脆弱化したり、
アマゾンの宣伝マンになって日本企業を脆弱化させ、税収を先細りにして未来の日本を破壊したり…
カネ儲けを手段化すると、
短期的で視野狭窄な「短小カネ儲け」を選択してしまうのだ。
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