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エリックの「クリエイティブ発想法」【コメント募集】

 昨日は「クリエイティブ発想法」の講義がありました。担当はゼミの指導教員でもある松永エリック。ざっくり言うと、音楽という切り口で、イノベーションはどのようにして起きるかという内容でした。歴史を紐解いて、最後はジャズのマイルス・デイヴィスはいかにして新しい音楽を作り続けたのか、という話に行きつきました。
 また、音楽メディアの変遷の話もありました。イノベーションについて語られるとき、必ずと言っていいほど登場するのがSONYのウォークマンです。それまで家で聴くのが当たり前だった音楽を野外に持ち出すという発想。それまでの常識を打ち破り、新しい価値を創りました。今では当たり前すぎて何が凄いのか分かりませんが、当時の一般人にはそのような発想もニーズもなかったのです。音楽メディアについての話もありました。「楽譜」から蓄音機へ。そしてレコード、CD、MDと小型化し、ついに形のない配信データになりました。
 最近ではAIが、自分が好むであろう楽曲を提案してくれたりしますが、脳科学的には、好きなものばかり聴いていると快感が鈍ってしまうため、時々さほど好きじゃないものを入れるほうが、好きなものを聴いた時の快感が増すようです。分かる気がします。
 授業中いろんな音楽を聴きながら、自分がクリエイティブに発想するときの感覚を思い出しました。頭の左後ろ50センチぐらいのところと、右後ろ50センチぐらいのところにそれぞれ光の玉みたいなものがあって、それをつなげる感覚です。光の玉の中にあるのはかなり抽象化されたモノやコトのイメージで、左のそれと右のそれを太さ10センチぐらいの光の管みたいなものでつなげて、つなげたものを今度は脳の中にある小さな光の玉とつなげる、ということを(無意識に?)やっています。脳の光の玉の代わりに、胸のあたりにある30センチぐらいの光の玉とつなげることもあります。新しい発想が出なくて当たり前のことしか思い浮かばないときというのは大概、この感覚を忘れています。
 エリックにこの話をすると、「ああ、分かる分かる」と言ってくれました。同じ感覚の人がいたらぜひお友達になりたいと思いますのでコメントお願いします(笑)。おそらくこういうイメージって、基本的には人によって全然違うんだろうなと思っています。他の皆さんがクリエイティブに発想するときどんな感覚なのか、非常に興味がありますので「自分はこういうイメージ・感覚だよ」というのを教えていただけたら嬉しいです。こちらもぜひコメントお願いします。

最後にマイルス・デイヴィスの言葉を一つ。
When you’re creating your own shit, man, even the sky ain’t the limit.
(自分自身の何かを創造している時は、限界なんて無い。)



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