Story Rider
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
仕事中は常にイヤホン装備の私。大抵はディズニーのエリアミュージックか、昔見たアニメのサントラを聴いている。
ライターとして比較的順調のびのびと勤務しているが、時にはテンションを上げねばって局面もある。あとは眠い時とかもそう。
その時は、目を閉じて、初音ミク(エレキP)の「Story Rider」に耳を傾ける。
あくまでも、物語としての書き手(ストーリーライター)を想定した曲ではあるが、記事を書く者(ストーリーライダー)として、気分を上げたいときに度々聴いている。
Webライターの仕事は、ただ記事が書ければオッケーという訳ではない。
無論、中にはそういう記事もあるかもしれないが、しっかりとGoogleさんに評価される記事を書き上げる、あるいはリライトを続けるとなると、思うようにはいかない。
今まで上位で安定していた記事が、アップデートで下落したり、競合他社が記事をリライトして順位を抜かれることも少なくない。
ユーザー像を少しずつ明確にしていって、これだと思って改訂しても、上手く行かないことばかり。
見せ方が悪いのだろうか、書いた内容自体ニーズがなかったのだろうか。それとも、こんなに書く必要はなかっただろうか?
文字数が多ければ良いという訳でもない。スクロールが増えると、最後まで読むのが億劫になるのはよくあること。
先日読んだ記事には、文章が上手い人は、文字数をコントロールしていると言う。「、」ばかりの100文字は読みにくい。
そもそも、そのユーザー像自体が間違っているかもしれない。
間違った方向にどれだけ頑張っても、ある基準で止まってしまう。最悪の場合、悪い方向に進んでいくことも。
どっから選択を間違えたのだろうか。最初の前提がそもそも違ったのだろうかと、悩むこともある。
それでも僕らは、書き続けねばならない。
仕事だからではなく、ライターとしての意地として。
ライターとして学んだこと。間違ったら元の位置(今まで評価されていた状態)に戻る。
間違った道に気づいたら、この道は正しくない道だと看板を立てておけば良い。
むしろ、正しいのか間違っているのか、分からないまま進むのが怖い(それは私自身、よく指摘されることでもあるのだが)。
そうやって、徐々に正解と思える方向へ進んでいき、少しずつ当たりを見つけていく。
目指す場所が明確になれば、無駄なものに気づける。ノレるようになれば、少しの努力で前に進むことも出来る。
どんな仕事も楽なものはない。時にはコーヒーか、エナドリを摂取しなければならない状況もあるけど、とにかく歩み続ける。
その1ページが自らを成長させるから。それではまた次回!