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毎年読み返す本は?
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
いつも読書にまつわる素敵な記事をお書きになる「眠れぬ夜のブックカフェ」さん。
読書の習慣について、自分も考えるきっかけになった記事がありました!
毎年読み返す本ってありますか?
毎年、読み返すことで、
自分の原点に立ち返るための
リセット本、
そんな本があるといいですね。
昔は毎年のように読み返していた本はあったけれども、最近はあまりないな~と、ふと思った次第。
昔はサミュエル・スマイルズの「自助論」三笠書房や、稲盛和夫の「生き方」サンマーク出版を毎年読み返していた。
まだ社会人なりたてで、それこそ社会の中で「自分一人で生きる、自分の名前で稼ぎたい」と躍起になっていた頃の話である。
大前提は、「人様に迷惑を掛けない」とか、「(道徳的に)正しい行いによって」的な言葉が刺さる傾向にある。
その考え方は今も変わらないし、何度か読み返したからこそ、強く思うところはあるかもしれない。
それで言うと、渡部昇一の「自分を鍛える」三笠書房やデール・カーネギーの「道は開ける」創元社などの自己啓発系も、何度も読み返していた時期もある。
実際に働き出してから、良いことも悪いことも色々経験して、それでも、前に進まねばならぬと思い悩んだときに、何度か紐解いていた記憶がある。
ちなみに、カーネギーだと「人を動かす」の方が人気であるが、個人的には「道は開ける」の方が好きである(人を動かす気が、そもそもないからね!)。
そんなわけで、昔は何度か読み返す本がいくつか思い浮かんだけれども、最近は「毎年読み返すような本」があまりない。
もとより、小説などは一度読んだら、大抵また読もうとはあまり思わないタイプ。
最近紐解いたサン=テグジュペリの「星の王子さま」や梨木香歩の「西の魔女が死んだ」新潮社などの物語も、数年ぶりであって、毎年読み返している訳ではない。
強いて言えば、本ではなく映画だけれども、細田守の「サマーウォーズ」だけは毎年観に行っている。
そもそも本の世界に引き込まれたきっかけが、映画を観に行った帰りに買った、岩井恭平の「サマーウォーズ」角川書店である。
あの時、本を読むことがこんなにも面白いものだと気づかなければ、もっと読書習慣が身に付くのは遅かっただろう。
それで言うと、ある意味毎回「自分の原点に立ち返っている」かと思われる。
でも確かに、毎年読み返すことで、自分の軸を見失わない本は大切である。
今の自分なら、何を挙げるだろうか。
ブッツァーティ「タタール人の砂漠」
クレア・キップス「ある小さなスズメの記録」
パッとは思い付かないけれども、真面目に考えるとするならば、この辺り。
言ったからには、また来年も読まんとね。それではまた次回!
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