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heureuse
今日まで そして明日から
川口市出身の自称読書家 川口竜也です。
去年震災に関する記事をしたためてから、もう1年経っているのかと思う。
東日本大震災から、13年も経っているかと。
今年は1月1日にも石川県の方で大きな地震があって、最近は千葉の方でも何度も地震が発生しているそうで、何と言うか、気が気でない。
だけど、私にとって記憶に残っている大きな地震は、やはり3.11である。中学校の卒業式の予行練習後、自宅に帰ってから揺れを感じたあの日だ。
住宅街が将棋倒しになるんじゃないかって思うくらいの横揺れに、電柱が倒れるんじゃないか、家屋がそのまま崩れるんじゃないかって。死ぬんじゃねかって。
幸いなことに、震源地からは離れていたから、身内ともどもそこまで大きな被害を被ることはなかった。何と言うか、数日後には当たり前のように買い物に行けるのが、不自然に思えるくらいに。
けれども、本当に、いつ死んでもおかしくないんだなって、心から思った。
冗談とか抜きに、なるべく長生きしたいと考える方だけれども、時折フラッシュバックするかのように死を意識してしまうことがある。
私という存在がいなくなったら、どうなるのだろうか。感覚をすべて失って、何もない、無になったらと思うと
(これ以上は怖くなるからやめる)。
今こうして、当たり前のように生きているけれども、ましてやこの1年間も無事に生きてきてこれたけれども、本当にいつ何が起こるかなんて、分からない。
でも、万が一のときが来たとしても、簡単に諦めたくない。
生きてよかったな そう思えたなら
最高に気持ちいい
ぼろぼろに泣いても もがいて叫んでも
それでもあたしたちは
また歩き出せるんだね
せめて、そうやって前に進みながら生きていく。
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