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10月22日 読書会報告
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
10月22日夜に開催した「東亰讀書倶樂部」読書会の報告です!
今回は新規の方が2名とリピーターの方が7名の合計10名でお酒を飲みながら読書会 その名もBOOK & BOOZE!お酒を飲みながら好きなことをただただ語る。読書から派生して演劇や映画、歴史やニュースの話などがどんどん出てくる。好きなことを語るの場に年齢制限などない方が、より楽しいではあるまいか。
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・紹介して頂いた本
燃え殻「すべて忘れてしまうから」新潮社
かつてテレビ局に勤務していた著者の業種的エッセイ。サラリーマンでは起きないようなことが当たり前のように起きる日常。出来事は違えど、そういう感情を持ったことはあるなと感じる。エッセイのいいところは「誰もが経験することを、この人はこう捉えているのだな」と感じるところ。
平野啓一郎「小説の読み方」PHP研究所
「マチネの終わりに」や「ある男」を読んでいるうちに、行間の読み方や作者の考え方の理解に努めたくなった。きちんと自分で感じたものを言語化できるようになりたい。別の本で「カッコいいとは何か」のように、感性を言葉にしたい。
太田哲也「クラッシュ」幻冬社
高校時代、入院する前に父親が貸してくれた本。プロカーレーサーである著者はレース前のウォーミングアップの時大火災で身体が全焼する。72時間の命と言われたが、なんとか復活することができた。例えレーサーにはなれずとも、今の命は生まれ変わり、だから命の限り精一杯貢献しようと考えた次第。
ロマン・ローラン「ジャン・クリストフ」岩波文庫
岩波文庫全4巻の超大作。天才ピアニスト クリストフの幼少期から死ぬまでの人生を描く。題材はかの有名なベートーヴェン、彼が音楽家として、様々な人のお陰で大成するまでの物語。かつて芥川龍之介や幸福論のアランが「人に影響を与える本だ」と絶賛した作品。
ジャン=ドミニック・ボービー「潜水服は蝶の夢を見る」講談社
世界的に有名なファッション雑誌"ELLE"の編集長を務めたご本人。1995年43歳という働き盛り時に脳卒中で瀕死の状況に陥る。 ロックトイン・シンドロームという瞳しか動かせない全身障害を患った著者が書く生きることとは。元気になりたい時、ふと紐解く作品。
次回の読書会は、11月19日の散策あり読書会です!
ご興味ありましたら、コメントやPeatixにて是非お待ちしております。皆沢に会えるのを心よりお待ちしております(*^^*)
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