(自称)読書家への道のり
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
先日「あなたへのおすすめ」の中に面白い記事を発見しました。
300冊はなかなかである。1日1冊ペースは軽い本なら出来なくもないが、自称読書家故にそこまでストイックにはなれない(笑)
とは言え、自称でも読書家になるのは一筋縄ではいかない。
読書家になるためには、当然ではあるが沢山の本を読まなければならない。本を読むことはある種の能力・スキルであり、体得する必要があるのは私自身認めざるを得ない。
100冊。正直結構な冊数である。けれども、私の感覚的にも、それくらいを越してくると「あ、読書って面白いな」と思うようになってくる。
読書は体力も集中力も使う体感がある。私自身ほとんどの本が30分又は50ページで飽きる(これがまた正確でたまに怖くなる)。
しかも、そこまでたどり着くには時間もお金も掛かる。ましてや「仕事でくたくたで読書する元気がない」と思う人も多いかもしれない。
だが、「身体が疲れている=本が読めない」わけではないと私は考える。私が何度も読み返すジョントッドの「自分を鍛える」三笠書房にこう記されている。
逆説的に言えば、身体が疲れていても、本を読むことは可能なのである。脳科学の分野になるが、疲労について下記のような事が明らかになっている。
本を読むことにより脳の中でドーパミンが溢れだし、自然と疲れを感じずに読み進められるようになる。
だが、この領域に到達する(読書って面白いなと実感する)には、漫然と本を読めばいいだけではない。手当たり次第過ぎたり、いきなり近現代文学に手を出そうものなら、早い段階で諦めてしまうだろう。
では、どうすれば最初の100冊が読めるか。
私の場合は、好きな本ばかり読んだことと、読んでいく中で素敵なフレーズに出会ったことが読書を続けられた理由だと思う。
私は学生時代にライトノベルばかり読んでいたし、今でも興味の範囲の本しか選ばない(特に見知らぬ著者の漢字二文字の表題の作品は苦手である)。
そして、沢山の本を読んでいる内に感動する文章や言葉に出会います。一冊の中にひとつでも感動するフレーズがきっとあるはずです。
それが例えライトノベルであっても、スポーツ雑誌だとしても、人から勧められた本だとしても、心に残れば、また新しい言葉に出会いたいと思ってきます。
つまり、ドーパミンが出るくらい活字を求め出したら、(自称)読書家の完成である(笑)
別に多く読んでいるから読書家という訳でもないのだが、周囲から明らかに本を読む人だなと思われるには、それくらいが必要であろう。
それゆえのまずは100冊、適度に頑張ってみるのが良い。それではまた次回!
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