頂き読書家(自称)
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
普段から「読書が趣味です」と公言しているおかげもあってか、人様からやたらと本をいただく機会に恵まれている。
先日、会社の先輩から「川口さんホラー小説が苦手と仰っていたので、あまり怖くないホラー作品を」と景山民夫さんの「ホワイトハウス」を頂いた次第。
高校時代の同級生が、我が一人暮らしの邸宅に遊びに来た時も、手土産ではないが「もう読まないだろうから」と葉間中顕さんの「ロスト・ケア」をもらった。
クリスマスや誕生日には親戚に絵本をプレゼントすることが浸透してるためか、従姉妹から「読まなくなった本があるけどいる?」と、逆にプレゼントされることも多い。
そう言えば、現場作業時代の会社を辞めた際にも、当時の社長から餞別の品として仕事術やリーダーシップ系の本を3冊ほど頂いたこともあった。
東京読書倶楽部の読書会でも、参加者から「読み終えたので欲しい人がいれば…」と言われたら、真っ先に手を上げる。
そのおかげで、宮部みゆきさんの「理由」や小川糸さんの「ライオンのおやつ」、乙一さんの「暗いところで待ち合わせ」を頂いたり。
間違えて2冊買ってしまったからと、三島由紀夫の「若きサムライのために」や朝比奈秋さんの「私の盲端」を受け取ったりと。
逆に「ぜひ川口さんに読んでもらいたい」と、小野不由美さんの「図南の翼」を進呈して頂いたこともある。
積読は溜まる一方ではあるが、なんだかんだ、読む本には困らない生活は送っている。
そんな自称『頂き読書家』として、マニュアルではないが、「頂けるものは病気以外何でも頂く」スタンスであることを推奨する。
あの人はいつでも本を欲しがっているのだと、良くも悪くも貪欲さをアピールすることが大事である。
当の本人にとっては、本棚の整理のためだとか、捨てるくらいならあげる程度の気持ちかもしれないが、頂けるものは気持ちよく頂く。
それに、頂く本は、大抵「自分だったら手に取らない」本が多いため、新しい世界を知るきっかけになる。
お互いに読書好き同士だから、読み終えるのに時間が掛るのは承知の上ではあるけれども、頂いた本はなるべく早く読み終えて、できれば本人の前で感想を伝えたい。
だから頑張って頂いた本を読んでいるところです。遠慮なくも、ほどほどかもしれませんね。それではまた次回!