読書家の実績を解除しました
川口市出身の自称読書家 川口竜也です!
先日実家の書類棚を整理している時に、未だに残っていた中学時代の勉強計画なるプリントを発見した。
右側に勉強計画(1日当たり何の科目を何時間勉強するなど)を記し、左側が実際に勉強した時間を、ピラミッドのように積み上げて塗りつぶす。
個人的に、こういう視覚的に勉強時間が可視化されるものが好き。細かい時間まで追加していき、なんとか頂上まで目指すってのが好きだった。
当時はゲーム好きだったのもあり、なんか経験値みたいにバロメーターが増えていくのが楽しかった。自分の経験値として、レベルアップしているような感覚があった。
心理法則の観点から言えば、目標勾配ってところだろう。目指すところがあるからこそ、勉強も捗ったものなのかもしれない。
最近 博報堂ヒット習慣メーカーズの「本能スイッチ」イースト・プレス (2023) を紐解いたのもあって、何か身近で思わず「やりたい!」と思えるようなものがないかなと考えている。
どうやらヒットする商品というものは、つい自発的にやりたくなってしまうようなものが組み込まれているらしい。構造を捉えてみると、なるほど、意識したことはないが確かにと思うことばかりである。
最近思うのは、読書に関してもこういう仕組みがあれば、もっと本を読むこと自体が面白くなるんじゃないかなということ。
例えば、読書メーターのように、自分が最近読んだ本を登録して、ジャンルや作品に応じてアバターが進化するような感じ。実績に応じて、アバター用の衣装とかも入手できたら面白そう。
実際にnoteでも「何日連続で投稿した」や「はじめてスキをした」でメダルが貰えるわけで、こういったいわゆる実績解除があると、人は頑張れるものである。
懸念点としては、読んでもいない本をいくつも登録すること。まぁ別に個々人で読破数を対戦するわけでも、読了数ランキングとかの必要性もなさそうだから、それをする意味はないと思うが。
ただ本を積み上げ式にデータとして残すもの良いけれども、何かしら変化があった方が面白そうな気がするのは私だけだろうか。
果たして「読書家」という実績は、何を達成すれば解除されることやら。それではまた次回!
・余談
「本能スイッチ」の中に、自発的に読書をしたくなる仕組みとして「読書通帳」なるものがあることを知った。地元の図書館に行ったら、未就学のお子さんのいる親でないと貰えないと伺い、残念ながら諦めた。