小さな石からの導き
いわゆるパワーストーンが大好きです。
パワーストーンと呼ばれる石たちに関わるようになったのは2008年の夏頃、子宮筋腫が見つかって軽いショックを受けたあと、とあるムック本の中にいた女性(Aさん)と知り合い、Aさんが当時通っていたパワーストーンを扱うお店を紹介してもらったことが始まりです。
なんだかこう書くと怪しい感じもしますね(笑)
何回かお店に出入りするようになったある日、そのお店でアロマトリートメントクラスの募集がありました。
非常に興味をひかれ習ってみたい気持ちでいっぱいになりましたが、お金も掛かるし、旦那さんになんて言われるかわかんないし、遠いし、往復の電車賃も馬鹿にならないし、息子のこともあるし、ご飯作らなきゃいけないし、そもそも毎月通うとか出来ない気がする…
などなど、あと何を思ったのか覚えていませんが、自分の「やってみたい」をことごとく抑える否定文を頭の中でアレコレ浮かべたのです。
やりたいことがあってもいつもこうして否定文を並べたて諦めることが普通になっていたのですが、この日はお店でやっていた「パワーストーンみくじ」で引き当てた小さなスノーフレークオブシディアンを手の中に持っていました。
するとどうでしょう。
お店からの帰り道に寄ったカフェでコーヒーを飲みながらこの石を見ていると
何故やってみたいことを諦めるのか?
やりたいことをやるのは悪いことではない。
旦那さんの顔色をいつまで伺えば気が済むのか?
子どものことを一人で抱える必要はない、
わたしはわたしだ。やりたいことはやっていい。
家事の心配など必要ないし、誰に許可を得るモノではない。
許可を出さないのは怖がって一歩も踏みだせない自分の思い込みのせいではないのか。
大丈夫!大丈夫!!大丈夫だから勇気を出せばいいだけだよ!などなど、「一歩踏み出せない自分」を「勇気づける自分」がどんどん出てくるのです。もう観念するしかないくらいの後押しでした。
そこで勇気を出して、旦那さんに自分の気持ちを正直に話してみました。
お金も掛かるし、家事とか子どものこととかお願いするから大変かも知れないけどとっても習いたいよと。するとあっさり「いいんじゃない」と言われ、ドキドキしていたのに拍子抜け。
え?あれ?そんな感じ??
そのあとは「いいんじゃない」が冷めないうちにお店へUターン。アロマトリートメントクラスの申し込みをすることが出来たのです。
本当に不思議な体験でした。
手のひらにちょこんとのるような小さな黒い石。おみくじで引いた時の第一印象は「あー、黒い石なんだ〜」って残念だったのが正直なところですが、この巡り合わせが今のわたしを作る出発点だったなぁーとよく思います。
黒くて雪のような白い斑点のあるスノーフレークオブシディアン。
実はとても優しくて、怖がりな背中を押してくれる存在でした。
2009年の夏の終わりの頃の話です。
それから10年以上経ちます。
アロマを使ったセッションや、クリスタルヒーリング、レイキ、タロットなと癒しを提供することを目的としたツールを学んできました。
現在は占星術を学び中です。
占星術の学びは難航していますが、あまり遠くない未来に、占星術とタロットやクリスタル、アロマを交えた何かを形にして仕事がしたいと思う日々です。
勇気を出して本音を伝えた選択は正解でした。
ではまた👋🏻
2023.8.21(月)
リカエリカ
#あの選択をしたから