「優秀だけど指示待ち」な理由
ある経営陣の思い出話
以前、ある日本企業のコンサルティングに携わっていた時の話です。ある日のこと、クライアントのオフィスを訪れ、50代の役員2名と40代後半の企画部長を交えて、会社が将来に向けて目指す姿についてディスカッションをしてた時のことです。議論は盛り上がり、一定の成果が得られた後で、会話は徐々に元のテーマから外れて脱線していったのです。
コンサルティングをしていると、そうやって話が大きく逸れていくことは日常茶飯事ですし、その日の目的としては、ある種そのような脱線も