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自分の ”半径3m以内”を、大切にする

「デジタルデトックス」
意識して実践している方、いっきに増えたように感じます。


私たちは、”情報の洪水”に、日々さらされていると言われています。私は今のところ大丈夫だとタカを括っていましたが、気づいたら情報の海に溺れそうになるときがあります。


ふつうに生活をしているだけでも、
自然と目にする情報は不安や焦りを感じるものが、ほとんどだと気づきます。


今日一日だけでも、
トルコ・シリア地震、ルフィ連続強盗事件、ウクライナ侵攻、アフリカ食糧危機、外食チェーン店の迷惑行為、少子高齢化、国力の衰退、交通事故、自然災害、コロナ、政界や財界人の不祥事、会社の売上・利益、etc…


数え出したら、キリがありません。


ここでふと思ったんです。

”今”の私には、すぐさま影響されない

ことがほとんど。


こうやってハッキリ言ってしまうと、

「自分のことしか考えていない」
「問題・危機意識がない」
「もっと世界や社会全体に目を向けるべきだ」
「視野が狭い」


と、お叱りを受けるとは思います。


確かに、私の近い将来、不慮の事故・災害にあったり、事件に巻き込まれたり、病気になったり、国内で紛争や食糧難を経験したり、苦境に直面することも十分ありえます。


また、社会人として、大人として、広い見識をつねに持つべきだとも思ったりもする。


でも、いろんなことを想定して、今のうちからあらゆる備えをして、世界や日本中で山のように起こっている様々な問題に、いちいち気に留めて生活をしていたら、身が持ちませんよね。


「”今”の私には、すぐさま影響されない」と一線を置くのは、タブーな気がしますが、決して冷たい非道なものではないと思うんです。


もちろん、安易に口にしたり、TPOをわきまえる必要はありますが。


その問題に直接関わっている方や、専門家や使命や任務として関わっている方におまかせする。


もし、自分の中で湧き起こる想いがあって、自分事として捉えていきたいと思えば、そのときは必要な行動を取ればいい。


なんせ、体は一つですから、すべてにエネルギーは注げないわけです。


◇ ◇ ◇

心をすり減らす原因は、意識を向ける対象が多すぎる


自分のエネルギー不足を感じるときって、
自分の半径3m以内のことではなく、それ以外にも意識をずっと向けているときなんですよね。


こうやって、貴重なエネルギーが知らないところでどんどん消耗されていく。


私は、ちょっと油断すると、
”今”の自分や大切な人に向けるべきエネルギーを、
”未来”
の自分や”遠く”の対象に注ぎ続けてしまう。


これって、自己チューや個人主義ではないです。
なぜなら、自分の半径3mの円の中心から、幸せは広がっていくから。


だから、世界や日本全体が幸せになるためには、
最優先で自分の陣地(半径3m以内)を幸せで満たすこと、だと思っています。その後、幸せは円の外へ外へと広がっていく。


そして、いつも円の中心は自分だということを忘れない。


私にとっての「デジタルデトックス」とは、
自分ファーストを忘れないためのものだったと改めて気づきました。


情報にコントロールされずに、うまく付き合っていきたいですね ♪



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