お化けより、本当に怖いもの
今日はだいぶ涼しくなって過ごしやすかったですが、来週からまた厳しい暑さが戻るそうで・・・、夏はまだまだ続きます。
涼を感じる夏の風物詩と言えば、
冷やし中華、スイカ、かき氷、そうめん、麦茶、風鈴、川のせせらぎ、どれも火照ったカラダを癒してくれます。
さらに、肌寒くなるくらい強めの涼を感じたい場合はどうでしょう。そうですね、怪談や肝試しでおなじみのお化けであります。来週は、お盆時期を迎えますので、そのたぐいの話題も上ってくることでしょう。
お化け、とっても苦手です。
強めの涼を通り越して、凍りつくレベルで涼を感じます。
余談ですが、アニメのゲゲゲの鬼太郎は子どもの時から大好きで、水木しげる記念館(鳥取県境港市) にも訪れたことがあり、伝記も読んだことがあります。アニメの妖怪は大丈夫なようです。
話は戻って、
今まで見た経験は一度も無いのですが、お化けの存在を完全には信じていないものの、今まで見てきたテレビや映画の影響のせいなのか、怖いです。真夜中にお化けのことを、思い出してしまった時は大変です。
真夜中の突然の冷蔵庫のモーター音や外の風の音にびっくりして、しばらく眠れなくなってしまいます。
普段はお化けのことはすっかり忘れているので、それほど深刻ではありません。が、実はお化けよりも、もっと怖いものがあります。
それは、
他人の目を怖がっている自分を
真っ向から認めること
だったんです。
あっ、今でもまだ怖さが残ってますよ。
他人に認めてもらい、自分の価値を高めることに躍起になっていたので、
他人の目(ジャッジ)が異常に怖かったのです。
嫌われるのが怖い
見下されるのが怖い
恥をかくのが怖い
負けるのが怖い
役立たずと思われるのが怖い
能力がないと思われるのが怖い
ハブられるのが怖い
どうですか?かなりのチキン野郎ですよね、私。
こんなにビビりの弱い自分を認めるのは、決して楽しいことではないです。でも、何を怖がっているのかを素直に認めれば、あとは怖さ対策をするだけです。
※ ※ ※
私は未だにチキン野郎ですが、自分の怖いを素直に認めると、以前よりも悩みが減っていきます。
悩みを抱えている時って、自分の中で何かを怖がっている時なんですよね。
例えば、会社の飲み会を断りたいけど、どうしようかと悩んでいる時は、「嫌われるのが怖い」「ハブにされたら怖い」だから気乗りしないけど、「参加」の返事をする。(← 以前の私です)
休日出勤を上司から依頼され、家族との先約があるれけど、「評価が下がるのが怖い」「役立たずと思われるのが怖い」だから休日出勤する。(← 以前の私です)
という具合で、他人の目(ジャッジ)が怖い・怖い・怖いの連続の日々だったのです。たまに思い出すお化けよりもタチが悪いかもしれません(笑)
自分の弱さに直面する怖さ
を乗り越えれば、
自分は本当はどうしたいかがわかり、それを叶えるには具体的に何から始めていけばいいのか、少しずつわかってくるようになります。
飲み会の誘いは年に3回だけにするとか、休日出勤は予めムリな日は事前に上司や同僚に相談するとか、最初は勇気が入りますが、自分に優しい選択ができます。最終的には、もう会社に嫌われてもいいや、と思えました。
本当の怖さの中に人生の根本的な解決策が潜んでいます。
これからも、怖〜い!と言いながら素直に怖がってもいいかなと、思っています。
ところで、今年はお化けへの怖さも、いい加減克服できればと願うばかります(笑)。