悩むときは、スケジュールに入れる。
私たちは、楽しいこと、嬉しいことだけで一日が埋まるわけじゃなくて、モヤモヤ、イライラの他に、ループしちゃう悩みが、常にすき間から割り込んでくる。
日々、忙しくしていると、ポコポコと湧き上がる不安や不満にいちいち丁寧に、ゆっくりと向き合う余裕がないのが現実だと思う。
それに、「悩み」という厄介なものに向き合うのって、結構なハードワーク。かなりのエネルギーを消耗する。
だから、人はそれを避けたいがために、手っ取り早くお酒、グルメ、買い物、レジャー、娯楽、仕事、恋愛などから、一時的な(掴んだらすぐに消えてしまう)高揚感を得ることで、それを忘れようとしているのかもしれない。
ただそれが決して悪いことではなくて、自分を幸せにするためにやっていること。私も、その一人。
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悩みは避ければ避けるほど、追いかけてくる
モヤモヤ、イライラ、不安、恐れ、それらひっくるめて「悩み」とは、避ければ避けるほど、ムシすればムシするほど、出現回数も増えていき、大きくなっていく気がします。
「もーやだ!」って、爆発するか、
「もう、いいいや」って、自暴自棄になるか
が、いつかやってきます。
実際に今まで何度かそれが私に起こりました。
この現象は、ずっとまともに相手にされなかった「悩み」の悲痛な叫びと救済を求める声でした。
できれば、そうなる前に早めに時間を取って、ゆっくり「悩み」を丁寧に聴いてあげて、まずは「大変だったね」と共感してあげる。気持ちが落ち着いたら、必要であれば改善策を一緒に考えてあげる。
そうやって、ときどき時間をちゃんと作って、自分の悩みに寄り添うように心がけています。
手帳のスケジュールに、
21:00~21:30 自分カウンセリング
という具合に、「悩み」と一緒にいてあげる時間を作ります。
本来手帳には、楽しみにしていること、ワクワクすること、癒されることを予定に入れたいですよね、ホンネでは。
でも、毎度毎度同じ悩みが浮かび上がる理由って、とことん悩み切ってないからそうなるのかなと思っています。
だから、それほど乗り気ではないけれども、これも心のメンテナンスだと思って、定期的にやっています。歯科検診みたいなものかな?
「悩み」と向き合うときは、エネルギーを消耗するので、比較的ゆっくりできる日や時間帯を選びます。
だいたい夕食が終わって、あとは寝るだけの時間帯が自分にとってはリラックスできる。でも、日によるのでそのときの気分次第。
自分の「悩み」を聴くときは、ノートに書き留めることもあれば、心の中で対話して終わりのときもあります。
こうして、たまに時間をとって、しっかり集中して悩み抜くと、毎日ポコポコと出てくる「悩み」の回数が減ってきたり、インターバルが広がったり、解決策の一歩を踏み出せたりできるので、できる限り続けていきたいと思います。
「悩み」との向き合い方はいろいろ。
手帳タイムだったり、書く瞑想だったり、日記だったり、信頼している人と個別に話すことだったり、noteに吐露することだったり、いろいろありますよね。
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悩みは、一生ゼロにはならない
こんな言葉を、幾度となく聞いたことがあります。どんなに幸せそうに見える人であっても、悩みは決してゼロにはならない。
一時的にゼロになっとしても、それは一瞬で終わり、また次の新しい「悩み」がやってくる。
だから、そのときどきの「悩み」とうまくつき合っていくしかない。
一時的な快楽で無かったことにしたり、ムシするのではなく、ときどきちゃんとお相手する。あくまでも、自分のペースで。
ただ、体力とエネルギーを使うから、時間を決めて、その間だけはしっかりと「悩み」とつき合う。
そうしていく中で、だんだんと
「悩み」と正面から向き合える筋力がついてくる
「悩み」はゼロにするのではなく、
「悩み」と上手につき合っていけるスキルを身につける。
そのスキルさえあれば、「悩み」に悩まされなくなる。
そうなったら、自分で自分をカウンセリングできるようになるから、最強ですね。
これが、これからの時代を恐れることなく、
ハッピーに生きていけるヒケツだと思っています ♪