読書感想文「投資家みたいに生きろ」

アプトプットの向上を目指す最近の僕にとって、この本の内容は非常にしっくりくるものであった。改めて、自己投資という考え方を考えさせられた。

前のホリエモン本で論じてあった「お金は使え」というところにも通じるのだけど、お金だけでなく、時間、機会を能動的に使う(=投資)ことで、初めて経験や知識を得ることが出来る。投資という言葉を短絡的に「お金を使うこと」ととらえるのではなく、もっと広義にとらえ、自分の人生においてこれらを小さな単位で投資し、長いスパンで取り返す、こういう思考が必要だと共感した。

人はすぐには成長できないが、成長しないと生きていけない世界になっている。今まで以上のスピードで世界は変化し、特にビジネスの世界でそれなりに価値を維持しようと思っているのあれば、なぁなぁで毎日を過ごしていると取り返しのつかない事態になる。僕が最も恐れる「使えないおっさん」になってしまう。

もうすでに差は付き始めている。でもNOT TOO LATEではないはず。

元々天才型ではなくて、地道に長く細く継続することで、学生時代も乗り切り、それなりの価値をもって社会人になった自負がある。社会人以降はこれがさらに険しくなっただけで、まだ逆転の目はあると思っている。というか思わないといけない。

そのためには日々何かに投資し、目的を持って行動を選択していく必要がある。

お金、時間、体力、機会、いずれも有限で惜しいものだけど、何もしないことも最大級のリスクであるという自覚を持ち、長い人生の資産を築くための投資を怠らないようにしたい。

と、個人レベルではある程度投資できてるかもだけど、人脈づくり等の外部交流という部分ではまだ出不精から抜け出せていない面があるかもしれない。もっと積極的に人とかかわっていこう。それも資産作りの一環だ。

新サービスはすぐに試せというのも怠っていた。確かに世の中を体感することは大事で、話のネタにもなる。クローズドな人間にならないように(それもおっさん化かもしれない)、ミーハー心でつまみ食いしまくっていこう。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集