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やりたいことは理論である。

『やりたいこと』を見つける方法は案外単純だと思う。

そのことについて今日は書いていきたいと思う。

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これは僕が考えた『活動』理論である。

「やりたいこと」の見つけ方を説明する前に『活動』について説明しておきたい。

哲学者のハンナ・アーレントは人間の生活を大きく3つに分類できるという。

『労働』:労働とは人間が生きるためにする行為のこと
『仕事』:与えられたことをこなす行為のこと
『活動』:自発的に行う行為のこと

以上の3つに人間の生活は分けられる。

『自発的』というのは誰かにお願いされたり、強制されているからする行為ではなく自分がしたいから行っている行為のことを指す。

それってつまり『活動』とは『やりたいこと』を指すのではないだろうか。

ある調査で世界150カ国を対象に『今の仕事は好きですか?』という質問に対して『YES』と答えた割合は20%未満なのだそうだ。

ここでなんで僕は
『そんなにやりたくない仕事に人生を費やしているのだろうか』
『嫌なら早く辞めれば良いじゃん』
といったことは一切言うつもりはなく

『どうやったら見つけられるだろう』とちょっと考えてみた。

それが最初に載せた『活動』理論である。

これは『やりたいことが見つからない人』が『やりたいことを実行するまで』の理論である。


まず、みんなの現在地が『やりたいこと』が見つからない人だとすると、見るべきポイントは『INPUT』からである。

『やりたいことが見つからない』と言う人がいるがもし、現時点で見つかってないのであれば自分の力では見つけることはできないだろう。

『インプット』はあなたの『常識』を作っている。
あなたが今まで出会ってきた価値観の中で見つからないのであれば、
まだ出会ったことがない価値観に触れる必要がある。

それが『MEET』『CONNECT』である。

前途した通り、自分の今までの人生の中で『やりたいこと』が見つからないのであれば新しい価値観に出会いに行った方が良い。だって現時点で見つからないのだから。

それが『MEET』である。

よく海外に旅をして『やりたいことが見つかった』といった話を聞くがそれはまさに新しい価値観に出会ったからこそ見つけることができたのであろう。

そして『やりたいこと』を実現するためには『仲間』が必要である。

仲間は『OUTPUT』をするためになくてはならない存在である。

せっかく『MEET』で価値観を広げて『やりたいこと』が見つかっても次に陥る落とし穴は『やり方が分からない』ということだ。

やりたいことを実現するためにはやりたいことを見つかっている人の『OUTPUT』を見ないといけない。

そういう環境にいないとやりたいことを実現するのは難しい。

部活動や職場で憧れる人がいるから、理想となる人がいるからその人を基準に色々な『OUTPUT』を学んでいくようなイメージである。

『こういうシュートの打ち方があるんだ』『こういう提案の仕方があるんだ』とかね。

『CONNECT』はレベルの深さはあれど同じ志を持った仲間がいる環境にいないとやりたいことが見つかったままで終わってしまうのを防いでくれる。

『やりたいこと』を見つけるためには『価値観』を広げる必要があるし、実現するためには『方法』を学べる環境にいないといけない。

これが僕の活動理論である。

意外と言葉にするのは簡単だよね。

そして、最後に注意しなければならないのは『THINK』である。

やりたいことを見つけたり、実現するためには『思考』できないといけない。

思考するとは『きっかけ』だと思えるか否かである。

どんなに価値観を広げる体験をしようと『感動』で終わってしまったら意味がない。

『世界一周楽しかったぜ!イェイ!!』
『いや、本場のパスタは最高だな!』
といった感動で終わるのではなく

『この国はどうして〇〇なんだろう』
『どうしてイタリアはパスタが美味しんだろう』
と『思考』することができないとやりたいことは見つからない。

どんなに実現しようと努力しても
『先輩のシュートすげぇーーー!!!』
『先輩本当に仕事できますね』

と終わっていても同じである。

『なんで』『どうしたら』
と疑問を抱かないといけないのである。

『思考』する癖を持たない人はこの理論の循環を回すことはできない。

『じゃあどうしたら『思考』できるようになりますか?』
ってなると思うが『思考』は自分の意識だけで出来るようになる。

この記事を読んだことをきっかけに明日から日常生活に『問い』を立ててみる。

そうすると毎日が疑問だらけになる。

『なんでここに段差があるの?』『なんで信号は3色なの?』
って考えすぎて頭が破裂しそうになる。

思考なんてこんな遊び感覚で良いのだ。

でも、そういう視点を持てるようになることで『きっかけ』を取りこぼさずに済むようになる。

僕はnoteを毎日書いていていつも『今日は何書こうか』と一旦考える時間ができた。

その時間の積み重ねのおかげで頭が『思考』だらけになった。
というより毎日『これネタにできそう』ってずっと考えている。

だから記事を書こうとした時に
『どうやったらやりたいことが見つかるんだろう』
と問いを自分で立てて本を読んだりした。

だからこんな理論が誕生したのである。
もし、『思考』する癖をつけたい人はnoteを一回だけでも書いてみると良い。

意外とこの理論のスタート地点に立つためには『note』を書くということなのかもしれない。なんてね。

考えることは思っているより楽しいよ。

この記事をきっかけに『やりたいこと』について踏み出せる人がいれば嬉しいな。




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