
おうちで楽しむお1人様火鍋?いや、麻辣湯?
最近1人ランチの時は、かなり頻繁に自作の火鍋を食べている。
もともと火鍋が好きで、実家の近所に中国の方が営む美味しい火鍋屋さんが出来てからは食べる機会もぐっと増えた。
辛いものが大好きな私。
私の住むエリアには、メニューで激辛or大辛とうたいながらもしっかり攻めた辛さの物がなかなか無いなかで、この火鍋屋さんはベースがある程度辛いうえに辛味を追加できるので、辛さにまみれたくなるとこの火鍋屋さんでよく1人鍋をしていた。
ところが結婚や引っ越しで生活環境が変わり、外食に行くことは減った。
それでも辛いもの欲は無くならない。
自宅でどうにか火鍋風のものが食べられないかと、いろいろ調べては火鍋の素やレシピを試していた。
で、最近ようやくコスパと手軽さと味のバランスが私の中でしっくりくる組み合わせが見つかったので、紹介してみることにする。
必要な物
ざっくりまとめると以下の通り。
好人家の火鍋の素
五香粉
ダシ系の素(ダシダor創味シャンタンor鶏がらスープ等)
砂糖
牛乳or豆乳
好きな具材
ここからさらに詳しく解説していくぞ。
①火鍋の素
最近気に入って使っている火鍋の素はこれ。
中華系食材店か、近くにお店がない場合はネットでも購入できる。
業務スーパーにあるという噂も聞くけど、私は今まで見つけたことは無い。
ただし1人分なら、このブロックのさらに4分の1の大きさで十分辛いし美味しい。
大鍋で数人と火鍋をするなら1ブロックでいいと思う。
固形なので量の調節もしやすく使い勝手のいいところが気に入っている。
ただひたすらに味にこだわりたければ麻辣醤や火鍋の素は他にもたくさんあるし、とことん探してみるのも楽しい。カルディとかにもあるよ。
②五香粉
五香粉は、中華系のスパイスがブレンドされた粉。無くてもいいけど、使うとグッと本格的な雰囲気になる。
これはかなり小さいサイズなのでお試し用ならちょうどいい。
ちなみに我が家は麻婆豆腐や角煮、お肉感のある炒飯にも入れるのでわりと頻繁に使っている。
③ちょい足し系
無い時は、火鍋の素と何かしらのダシの素にお水だけでも十分美味しくなる。あっさりかつストレートに辛い。
ただ、砂糖はあるとないで旨味の幅がかなり変わるし、牛乳や豆乳などの乳系が入るとコクが一気に増す。
あと、辛みもなんとなくマイルドになるね。
④好きな食材
あとは、ここに好きな具材をどんどこ入れて煮込むだけ。
白菜やキャベツ、小松菜のような葉物はもちろん、お肉は鶏でも豚でも何でも美味しい。
個人的にはキクラゲもマスト。
ボリュームもしっかり欲しいなら、刀削麺かタンミョンがおすすめ。
気軽に楽しむなら鍋に入れて煮込むだけの乾麺タイプが管理しやすくておすすめ。
刀削麺はちゅるちゅるプリプリ、タンミョンはとにかくもっちもちパツパツ、というイメージかな。
ただタンミョンは下準備や茹で時間がちょっとかかるから、面倒なら刀削麺の方がおすすめでしょうか。
市販のラーメンやうどんでも十分美味しいけどね。
お米や麺は避けたいけど食べ応えが欲しいなら、ジャガイモがおすすめ。
鍋に芋?と思うかもしれないけど、火鍋にはめちゃくちゃ合う。分厚くスライスしてから煮ると火の通りもほどよい。
火鍋の素を使った麻辣湯…
―――で、書きながら気付いたけど、これ火鍋じゃなくて思いっきり麻辣湯だね!?
なんか火鍋の素を使っているから火鍋の気持ちでいたけど、火鍋じゃないわ、これ。
ざっくり、火鍋はしゃぶしゃぶ、麻辣湯は火鍋味の煮込み料理みたいな感じだけど、まあ口に入ってくる味はほぼ同じでしょ。(たぶん)
ちなみに麻辣湯には一応、麻辣醤というそれ用の調味料もあって、こちらも種類がたくさんある。
というわけで今回は、火鍋用の素を使っても美味しい麻辣湯が食べられるよ!ってことで参考にしてもらえたらなと。わっはっは!テキトーテキトー!
辛いもの好きのひそかな楽しみ
この頃はこの組み合わせが、辛いもの食べられるけど私ほどは狂っていない夫のいない自宅ランチの楽しみになっている。
ハチャメチャに美味しいし1人分で気軽に食べられるので、お家でサクッと火鍋(麻辣湯)を楽しみたいな~という人はぜひお試しあれ!