夏の贈り物。
北海道に住む親戚から、トウモロコシ(ドルチェドリーム)とじゃが芋(インカのめざめ)を頂いた。
北海道って聞くだけで美味しさが増す感じ、あるよね。
トウモロコシは、冷凍や水煮も含めれば年中買うことが出来るけど、モシャモシャのヒゲをたくわえた皮付きのものは、枝豆と同じく暑い夏ならではの食べ物だと思っている。
頂いておきながらなんだが、私はトウモロコシが嫌いではないけど狂喜乱舞するほど大好きというほどでもない。
世の中には、「焼き」か「茹で」か、などトウモロコシの食べ方にこだわりを持つトウモロコシラバーも多いと聞く。
ところが私の場合、さほど好きでもないと言っておきながら、生意気にも自分で調理するなら「蒸し」一択!と決めている面倒なところがある。
もちろん、醤油を塗った「焼き」も、粒がプリプリ弾ける「茹で」も、バターやほうれん草と調和する「炒め」も、食べる分にはどれも美味しくいただくのだけれど。
というわけで今回もホカホカに蒸して頂いた。
蒸した時の「出来るだけ己の水分で頑張ってみましたんで!」から生まれる甘味がたまらない。
ちなみに夫は調理法を問わないトウモロコシラバーなので、とても喜んで食べていた。
そして、インカのめざめ。
個人的に、じゃが芋は品種によって食感や味が結構変わる野菜の1つだと思うのだけど、なかでもインカのめざめは独自の領域にある気がする。
まずは、鮮やかな黄色!キレイ!
そして、じゃが芋というより栗やさつまいものような、ふんわりした甘さがある。
メークインのようなねっとり感でもなく、男爵のようなホクホク感よりは控えめ。
ポクッとした感じ、だろうか。ニュアンスだけど。
こーゆーのは、蒸かして、バターと塩でシンプルに食べるのが美味しいと思っている。
現にめちゃくちゃ美味しかった。
北から届く、夏の贈り物。
ごちそうさまでした。
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