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『のこいちば』ふりかえり

お店を辞めて一年間。次の目標としてこの『のこいちば』でなにが出来るか?を考えて過ごし、無事終えることができました。
もう少し投稿したいこともあったのだけど、この半年はひたすら『のこいちば』の準備を進めていました。

『のこいちば』とは

東京都青梅市、奥多摩に向かう途中にあるnoco bakery&cafeさんで開催されている、年に一度のマルシェです。
「加藤けんぴ店」時代から誘っていただき、毎年参加していたが、昨年は閉店直後ということもあり、初めてお客さんとして訪れました。コロナ禍後の3年ぶりの開催ということもあり、みなさん楽しそうで、自分もまたここに参加したいと思いました。

『かとうけんぴ』としてやったこと

お店は閉じたので屋号を『かとうけんぴ』に改め、なにができるか?やりたいか?考えました。

まずは「芋けんぴ」。昨年の、芋農家で芋けんぴを作った経験を活かし、品種は「しろほろり」に限定。揚げ方も初めてやる工程があり、結果うまくいきました。
味付けは、定番の「プレーン」「みたらし」と、小原春香園さんの抹茶を使った「抹茶レモン」、福井県山田農園の梅酢を使った「梅塩」の4種類でした。

「おこわ」は、普通のうるち米のおにぎりが、羽釜や具材の準備が難しく、セイロで出来るおこわなら可能だと判断しました。
具材は定番の「鶏五目」と、もうひとつは季節感のあるものを考えました。今働いてる農家の枝豆でいこうと思ったけど収穫が間に合わず、直前に狭山茶を使うことを思いつき、フキとウドを合わせて完成させました。

「おはぎ」はお店の頃からずっと楽しみにしてくださる方がいて、僕もおはぎ専門店を妄想するほどには、おはぎに思い入れがあるのでメニューに追加。
昨年数種の小豆を試してみて、良い感じに渋みも残る北海道産朱鞠小豆を使い、今回のために手に入れた銅さわり鍋で大量のあんこを炊きました。

きなこも胡麻も、香りのよい国産のものを使い、あんこおはぎには大納言小豆も追加し豆感をアップ。過去最高のおはぎが出来たと自負しました。

そして食べ物以外にも、僕は「動物陶器」、妻は「水引アクセサリー」を出品。
食べ物以外をイベントで販売するのは初めてで、見せ方や値段の付け方、お客さんとの接し方など課題は多かったけど、いい経験になりました。

ふりかえり

2週間前に腰を痛めて直らなかったり、前日は緊張と興奮で眠れずフラフラになったり、波乱の日々でしたが、久しぶりの仲間やお客さんたちとお話しでき、楽しく2日間を終えられました。
イベントでの課題もみつかり、そもそも今後はどうしていくのかというところから、まずはじっくり考えたいと思います。

お越しいただいたみなさん、主催のnocoさん、ねじまき雲さん、いずん堂さん、マルポーさん、椿堂さん、くまのこブックスさん、スミレ窯さん、ニチニチファームさん、ボランティアスタッフのKさん、本当にありがとうございました。



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