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グッドパッチUXメンバーインタビュー - ビジネスとデザイン双方に強みを持つPdMへ -
こんにちは、グッドパッチのあかりです!
この記事では、9月にグッドパッチに入社したUXデザイナーの田口さんをご紹介します!
PdMへの志向性を持ちつつ、グッドパッチにUXデザイナーとして入社した田口さんに、
転職の背景
なぜグッドパッチを選んだのか
グッドパッチに入社してみての印象
など、転職のきっかけから入社後の印象まで、ざっくばらんにお話しいただきました。
これからUXデザイナーになりたい方や、PdMになりたいUXデザイナーの方にぜひ、お読みいただけたら嬉しいです!
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ーー田口さんこんにちは! はじめに、田口さんの簡単な経歴について教えてください!
はい!新卒でマクロミルに入社し11年弱勤務しました。
最初の6年は、営業としてWebサービス業界のお客様を担当しました。その後、5年ほど新規事業開発におけるプロジェクトマネージャーとして、機械学習で拡張した購買データの分析ソリューションを提供する事業や広告事業の立ち上げを行いました。
事業開発時代はデータを起点としたソリューションづくりをしていましたね。
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ーー今回どのような経緯でグッドパッチに入社したんですか?
もともとプロダクトマネージャーとしてプロダクト作りをしていきたかったので、そのキャリアを歩める企業をベースに転職活動をしていましたね。
具体的には、事業会社のプロダクトマネジメント職を中心に選考を受けていました。
その際、クライアントワークでプロダクトマネジメントに関わることができるポジションを見つけられたのはグットパッチだけだったんです。
最終的に複数社より内定を頂いた際、事業会社とクライアントワークの会社のどちらにするかかなり悩みましたが、最終的にはグッドパッチを選びました。
その理由は2つありまして、1つ目は、様々な業界かつ、0→1やグロースなどフェーズの異なるプロジェクトに幅広く携わることができ、プロダクトづくりに関する多種多様な経験を積める点です。
2つ目は、もともと目の前で困っている人を助けることにやりがいを感じるため、クライアントワークが向いていると自分で改めて感じた点ですね。
ーーなぜ転職を考え始めたのかについて、もう少し詳しくお伺いできますか?
はい。前職は11年弱勤務しただけあり、とてもやりがいはありました。
けれどその一方で、やや抽象度の高いソリューション開発だけでなく、より具体に寄った「ものづくり」をしてみたくなったんです。
また、ものづくりをしていく中で、最先端のデザインや開発スタイルを学びたいとも思いました。
その両方が叶う環境をひとつの基準とし、転職活動も行っていましたね。
ーーそのような基準があったんですね。最終的に、どのように入社する企業を決めたのでしょうか?
大きく分けると3点の軸で考えていました。
1点目は、成長できる環境があるかどうかですね。
裁量権の大きい環境を望んでいました。
2点目は、開発プロセスやデザインプロセスなど、プロダクトづくりのプロセスにおいて先進的で学びがある環境かどうか。
そして最後の3点目は、人のフィット感です。
会話をする中でのフィーリングに加えて、この人と働きたいと思う方がいるか、この人には敵わないと感じる人がいるかどうか、という点を重視していました。
ーーどれも大事な軸ですね……!その中で、グッドパッチに行く決め手になったポイントがあれば、教えてください。
そうですね、グッドパッチを選んだ決め手は、面接や面談の中で出会った社員の方々ですね。
グッドパッチはクライアントワークの会社ですが、事業会社出身でPdM経験の豊富な方が多かった点で、自身のキャリアイメージに合致するロールモデルとなるような方がいる環境なのではないかと感じました。
特に、内定後の面談でお話しさせていただいた大本さんや神谷さんは、0→1や1→10など幅広いフェーズのプロジェクトを経験されていて、役割としてもUXデザイナーやPdMとして働いており、仕事内容やスキルセットが自分の理想にかなり近かったんですよね。
また、クライアントワークでお客さんから信頼を得るプロセスの難しさとやりがいについてもお話しいただき、非常に共感できたことも大きかったですね。
それを聞いて、「今の自分のロールモデルとなる人たちがいそう、この人たちと働きたい!」と強く感じたんです。
ーークライアントワークで信頼を得るプロセスの難しさとやりがいについては、どのようなところに共感しましたか?
そうですね、実際に話を聞くまでは、正直お客様が決めた仕様を作って終わる、ベンダーのような位置付けのプロジェクトが多いのではないかと勘繰ってました(笑)。
でも、実際に話を聞いてみるとそうじゃなくて。
具体的には、「お客様に言われたことをやるだけだと、言われたものをつくってプロジェクト終了になってしまう。でもいかにそうしないかが大切で、お客様の声に耳を傾けるのは大前提として、プロジェクトや事業における課題を見つけ、こうした方が良いのでは?とディスカッションや提案をする中で気づきを与える。それが結果として信頼、ひいては次のプロジェクトに繋がっていく。このサイクルを回すためには高いスキルも求められるけど、そんなサイクルが回っていくと、楽しくやりがいを感じる。というかそれがグットパッチが介在する価値だと思う」と教えていただいたんです。
そこに強く共感しましたね。
納得感もありましたし、それこそがクライアントワークの醍醐味だよねとわくわくしちゃったんですよね。それで「よし、ここに入ろう!」と心が決まりました。
ーー実際にグッドパッチへ入社してみて、どのような印象を今持たれていますか?
印象は非常に良いですね!対社内、社外それぞれで、良い印象を抱いています。
対社内という点では、シンプルに良い人が多いなと(笑)
入社したばかりの僕にも、声をかけてくれる人が多くてありがたいなと感じています。
また、UXならこの人、UIならこの人という、その道を極めた人にフラットに相談できる環境があることや、過去のプロジェクトのナレッジが豊富でインプットに困らない点も印象的でした。
対社外という面では、口だけ出すのではなく、デザイナーやエンジニアと一緒にクライアントとプロダクトを創る所までコミットできる環境がとても良いです。
マーケティングリサーチを行っていた際には「お客様と苦楽を共にする伴走者でありたい」と思いながらも、実行主体ではないため個人的にどこか埋められない距離感を感じていましたが、グットパッチではまさに実行までコミットするため、とてもやりがいを感じます。
ーーちなみに、UXデザインをする上で、田口さんが特に大事にしていることは何でしょうか?
はい。僕がUXデザインにおいて特に大事にしているのは、手段ではなく本質に立ち返り考え続ける姿勢です。
たとえば、「この機能をどうするか?」という手段から考えるのではなく、上位概念として「そもそも誰にどういう価値を提供するのか?」という基本に立ち返って考えることを大切にしています。
ーーどうしてそれを大切に思うようになられたんですか?
マーケティングリサーチを行う中で、お客様の本質的な課題は何か?を考える癖がついたことが大きいですね。
一方で、これは反省点でもありますが、自身でソリューションを企画する際に「自社のシードをどう活かすか?」など、売上を創るため…どちらかというと顧客の価値よりもビジネス視点が前に出たソリューション開発をしてしまった経験がありました。
なので、「次はそうしたくない」「ビジネス視点も大切にしつつ、しっかりお客様の課題に向き合い、価値を感じて頂けるプロダクトを創りたい」という想いがあります。
ーー最後に、グッドパッチで今後実現したいと考えていることを教えてください!
まずは場数を踏みたいですね。
様々な業界のお客様と、0→1やグロースなど幅広いフェーズでプロジェクトに関わり、UXデザインで何か迷った時や困りごとが出てきた時に、「田口さんに聞くといいよ」と言っていただけるような人間になりたいです。
また、それが実現できたら、UXデザインから、よりプロダクトマネジメントに特化した経験を積みたいと考えています。
そのためのステップとして、まずは今目の前にあるひとつひとつのプロジェクトに全力を尽くすことで、その先に続く道を築いていきたいと思っています。
おわりに
プロダクトマネージャーとしてのキャリアを見据えつつ、そのための第一歩として、グッドパッチでのUXデザイナー職を選んだ田口さんのインタビューでした!
手段ではなく本質に立ち返り続ける姿勢や、自身のスキルや経験を能動的に広げていこうという意志を感じ、事業立ち上げも複数回行われている田口さんと一緒に働けることが、私もより楽しみになりました。
田口さん、ありがとうございました!
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