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創作の日々のエッセイ【ささやかなアイデアに数分間をください】

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私がクリエイティブな生活や創作物のために、日常で考えたこと、見聞きしたことなどを。
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2024年6月の記事一覧

漫画の描き直しして思うこと

描き上げた漫画の描き直しをしている。少しすつしか進まないが、以前よりは格段に描くのが速く…

片桐 秋
7か月前
1

突然だが80~90年代のフェミニストがやったような批評をしてみよう

なぜこんなことを考えたかと言うと、諸般の事情からである。 まあ一つには、今は80~90年代の…

片桐 秋
7か月前
5

感想を書こうとすると読むのが遅くなる

それは小説でも漫画でも変わらない。読むのとは違うが、アニメを観るのも遅くなる。 とは言え…

片桐 秋
7か月前
3

世代の違うフィクションを読む

私は若い十代の頃から、当時の古い世代が若い頃に読んだり見たりしたフィクションになじんでき…

片桐 秋
7か月前
3

1日休みました

暑さにやられて、昨日は職場を休んでだらだらしていました。1日休んだら回復しましたよ。 職…

片桐 秋
7か月前
1

一方的に助けられるフィクションについて感想

女性が、男性主人公に、ということである。 男性主人公のほうは、何ら女性に対して求めるもの…

片桐 秋
7か月前
1

【Blender】布地のマテリアルを作った

今回も画像は職場の規定でさらせないのだが、3種類の布地が完成した。 オレンジ色の、ややかすれた感じの木綿の布、デニム生地、そして帆布である。 今回は、一つ作れば、後は数値を調整するだけなので、かなり楽であった。 次には、模様のある布地の作成である。今はチェック柄を作っている途中だ。縦横のそれぞれの縞模様をまず作り、それを重ね合わせてチェック柄にする。 そんな手順である。 そろそろテキスト本をやり終えてしまうため、次にはたぶんオリジナルの物を作ることになると思う。

『高尚』なテーマはエンタメ文脈に乗せろ(命令形)

TwitterXで話題になっていることがある。ある文学賞の下読みの方が「中年の平凡なサラリーマン…

片桐 秋
8か月前
2

多数派に受け入れられた、その先

創作で多くの人に受け入れられたいと思い、それが実現した先はどうなるのか? 知識や技術の不…

片桐 秋
8か月前
1

緊張感と幻想文学

関連する記事はこちら。 ある種のフィクションには、緊張感が欠かせないという話をしてきた。…

片桐 秋
8か月前
6

フィクションにおける緊張感

TwitterXに流したポストの転載と、一部加筆修正である。 関連する記事はこちら。 フィクショ…

片桐 秋
8か月前
1

ミステリーは真犯人を捕まえれば解決か?

結論から言うと、それですっきり解決になるラストのものもあれば、解決し切れない余韻を残して…

片桐 秋
8か月前
4

緊張感は快楽だ、と思えるかどうか?

TwitterXでも書いたのだが、ここでもざっくりと書いておこうと思う。 フィクションには大きく…

片桐 秋
8か月前
1

懐かしき『真・女神転生II』のロウルートについて

私が見た範囲では、どうやら一部に『真・女神転生』のロウの扱いについて、誤解があるような気がしている。 もっとも、私はIII以降をやっていないため、あくまでもIIまでをやった上での話である。 『女神転生』の中ではロウ、つまり法と秩序を重んじる立場は悪役にされて、ほぼ常に管理ガチガチのディストピア志向にされるとの見解がある。 確かに一番最初の『真・女神転生』のロウルートはそうだった。しかしIIでは違う。 ディストピア志向というより、人を人と思っていない一方的で無慈悲な弾圧