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摂食障害について⑭~過食期のはじまり~

こんにちは。かすみそうです。
このページを開いてくださりありがとうございます𓂃𓈒𓏸

私は、これまで拒食状態だったのですが、2022年の年末に過食の兆候が表れました。(※摂食障害について⑬の記事の中で、お話ししています)
今日は、その続きをまとめていこうと思います。

※記事はこちらをご覧ください↓

2022年の2月~12月の間は拒食状態にあり、食べられないことの苦しさ・体重が減り続けても「痩せ」を求めてしまう恐怖を味わいました。

しかし、2022年の12月頃~過食期に突入してしまいました。
2023年は「過食の1年」だったと思っています。

私は、これまで摂食障害に関する本やSNSを見ていて、「回復の過程で過食を経験することが多い」ということを知っていました。
でも、拒食期真っただ中にいた時には、「なんで過食に転じるのだろう?」と疑問に思っていました。
「少しずつ少しずつ食べる量を増やしていくことで、回復していくものなのでは?」と考えていました。

自分には過食なんて縁のないものだと思っていたのに、私にも過食期がやってきてしまいました。
そして、私の場合は、拒食期よりはるかに過食期の方がつらかったです…。


過食の兆候については、以前お話ししているのですが、久しぶりに食べた甘いお菓子のおいしさの虜になってしまったことがきっかけでした。

そこから、どんどんお菓子の量が増えていき、どんどん欲するようになっていきました。

これまでの食事制限で体に栄養が不足していた分、体も糖分を欲していたのだと思います。
食べているときは、一時的に体も心も満たされていきました。

でも、お菓子は高カロリーなものが多く、痩せたい私には大敵でした。
「もっと食べたい」「太りたくない」という気持ちが常にぶつかり合っていました。

けれど、太りたくない・痩せたいといくら頭ではわかっていても、食べることをやめることができませんでした。

箱に入った個包装のお菓子を買って、「2個だけにしよう!」と思っていても、「やっぱりもう1個だけ、もう1個だけ…」という感じで、気づいたら箱の中は空っぽ ということがよくありました。

食べ過ぎを防ぐために、7枚のジップロックにマジックで月~日曜日と書いて、そこに個包装のお菓子をいくつか入れて、1日に食べる量をあらかじめ決めておいたこともありました。
でも、せっかく手間をかけて準備をしても、一つ食べたら手が止まらなくて、結局月~日曜日までの袋を全部開けてお菓子を出して食べてしまいました。

「何をやっているんだろう…」という感じですが、自分の意思ではどうにもコントロールすることができなくなっていました。
食べた後のごみの山を見ると、憂鬱・絶望・この世の終わり、そんな気持ちでただただ呆然としていました。

お腹を触るとポッコリ膨らんでいて、それがさらに気持ちの沈みにつながります。そして体重をはかると当然のように増えている…。
もう死にたくてたまりませんでした。

「食べられなかった私はどこに行ってしまったの?」と拒食期が遠い過去のように思えました。

拒食期の体重からかけ離れていくのが嫌で、下剤・断食・運動・チューイング・嘔吐誘発…など、どんどんあがいていく日々が始まりますが、それはまた次回以降に振り返ってまとめていきたいと思います✎𓈒𓂂𓏸

重めのお話ばかりですみません💦

今日もご覧いただきありがとうございました。


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