色本、赤本や青本と呼ばれる本。
大学入試の教材が「赤本」と呼ばれますね。他にも青本、黒本など表紙の色で区別された過去問集があるようです。
しかし、赤本と呼ばれる本は、大学入試やセンター試験対策の本だけではないんです。
音楽に関する本で「赤本」といえば、芸大和声と呼ばれる本のこと。
特にクラシック音楽を学ぶ音楽大学の学生や受験生の会話に登場する「赤本」は音楽之友社から出版されている「赤い表紙の和声学の本」であることが多い。
私が「青本」と聞いて思い出すのは、
ギタルラ社から出版されている「新ギター教本」という本。
クラシックギターの教則本で、この青本を使っている教室も多いらしい。
「黒本」といえば、リットーミュージックから出版されている「ジャズ・スタンダード・バイブル」という本。ジャズセッションで取り扱うことが多い曲が沢山掲載されている曲集。
「ギター無窮動」というシリーズも赤本、黒本、白本と言われているかもしれない。
色+本という表現は、わかりやすいけど、
聞く人によって、最初にイメージする本が違うんですよね。