ラノベレビュー「淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~八」毛利攻め完了!
読んだラノベのタイトル
#淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~八
著者: #イスラーフィール 氏
イラスト:#碧風羽 氏
あらすじ・内容
1577年。宿敵・足利義昭の挙兵から一年、義昭を擁する毛利家との戦に意欲を燃やす基綱は高松城を攻めることに。今回の作戦は水攻め。地の利と天気を生かした奇策で敵軍の打つ手を奪っていく。また、今回の戦は元服を済ませたばかりの長男・堅綱の初陣である。尊敬する父の役に立ちたいと緊張が止まらない――そんな彼に与えられたのは意外な任務で……? 息子よ、強く逞しくあれ! 新時代天正へ向け、父から子へ想いを繋ぐ戦国サバイバル小説、最新刊!
感想
基綱の後ろに居るのは息子だったのか。
基綱も30歳になり、西方の毛利攻めを行う。
そこに息子を同伴させたわけだ。
表紙のような大将自ら戦場の前線に立つシーンは無かったが、毛利家の高松城を水攻めで水没させて毛利家を降伏を迫る。
表紙の足元の水はそれを表現してるのだろう。
父親の後を必死な顔で追い掛ける息子の表情が、彼の立場をよく表現されている。。
碧風羽 氏。
良い仕事されてますな、、、
(淡海乃海 水面が揺れる時~三英傑に嫌われた不運な男、朽木基綱の逆襲~八 より引用)
降伏した毛利家は領地を朽木家に備中、備後、伯耆、出雲、隠岐、そして本拠地の安芸を引き渡す事になる。
石見は毛利家の領土だが、銀山は朽木家の物にするそうな。
残る石高は約50万石となり、大名である事には変わり無いが、大幅な削減である事は確か。
その銀山は、貨幣制度を造るために使うそうで悪銭で悩む毛利家にも悪い話ではないって感じで話し合いは進む。
その頃、東方では織田信長が北条家との戦の最中に糖尿病から来る病気で倒れ、惨敗して織田家の跡取りまで死亡してしまうほどボロボロになる。
そこに台頭してくる徳川家康。
それでも動揺が無い朽木家。
九州征伐に行こうとしてた朽木家だったが、東側への備も充分だったらしい。
あまりにも盤石だから、そろそろ終わるかな?
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