「盾の勇者の成り上がり (18)」感想・ネタバレ
どんな本?
私はWEB小説投稿サイト【小説家になろう】で連載されていたこの作品を当時から読んでいました。
その後、この作品が書籍化され、更には漫画化もされたことを知り、興味津々で購入しました。
その理由は、この物語が「絶望の底から這い上がる不屈の成り上がりファンタジー」という要素を持っており、主人公の尚文が困難な状況にどう立ち向かい、成長していくのかに非常に魅力を感じたからです。
異世界への召喚、勇者たちの裏切り、新たな敵との戦いなど、展開がスリリングでありながらも、尚文の成長が描かれている点が私の心を引き寄せました。
この物語は、尚文が霊亀事件の真犯人・キョウを追って異世界へ転移するところから始まります。
しかし、転移の際にラフタリアやフィーロとはぐれ、リーシアとともに異世界での新たな冒険がスタートします。
異世界では、四聖勇者と名乗る少女・絆と出会い、迷宮牢獄から脱出し絆の国を目指し何とか絆の国に到着。
そして、ラフタリアとグラスを探しに敵対国へ行くと。
フィーロが見世物小屋で天女として展示されていることを知り、怒りのあまり尚文は彼女を救出します。
そして、ついにラフタリアと再会。
彼女は刀の眷属器の勇者に選ばれていました。
物語は、ラフタリアを狙うクズ2号との戦闘を経て、彼とその仲間たちとの戦いが続くこととなります。
読んだ本のタイトル
#盾の勇者の成り上がり 18
著者:#藍屋球 氏
原作:#アネコユサギ 氏
キャラクター原案:#弥南せいら 氏
あらすじ・内容
感想
新たな異世界に転移してしまった尚文は、仲間のラフタリアやフィーロと離れ離れに。
彼と一緒にいるのはリーシアのみとなり、更には彼のレベルは1にリセットされていました。
しかし、尚文たちは新たな力を得るべく、四聖勇者を名乗る少女・絆と出会い、ともに「龍刻の砂時計」を目指します。
途中、金策のためにオークションを開催したりして、絆の国へ辿り着きます。
そして、ラフタリアの髪を使用して式神のラフちゃんを作成してラフタリアを捜索します。
そんな中、「たすけて、ごしゅじんさまっ!!」という悲鳴を耳にすると、フィーロが見世物小屋で囚われているのを発見。
彼女を救出するべく、尚文は小屋の男たちに怒りの炎を放ちます。
見せ物商を精神攻撃で制裁し、フィーロを救出。
次はラフタリアと合流しようとしたら、、
ラフタリアが居ると思われる街の門を封鎖されており。それでも何とか街に侵入すると、そこは戒厳令が敷かれていました。
そして、白虎が襲って来て反撃をしていたら、
逃げるグラスやラフタリアと再会。
驚くことに、ラフタリアは「刀の眷属器」の選定式に選ばれていました。
しかし、選ばれなかった者、クズ2号はラフタリアを殺し、刀の眷属器を自分の物にしようと企んでいました。
そして、彼の味方である白虎が霊亀と同じ守護獣のコピーであることが明らかに。
戦闘が繰り広げられる中、尚文は仲間たちとともにクズ2号と白虎に立ち向かいます。
結果として、尚文たちはその困難な戦いを乗り越え、仲間たちと共にクズ2号を撃退して絆の国、、
ラルクの国に帰還します。
この巻で一番心に残ったのは、フィーロが見世物小屋で展示されているシーンです。
強制的に見せ物にされる彼女の事を思うと心が痛みます。
尚文のフィーロを救出する行動は、制裁は別としてホッとしました。
また、ラフタリアが刀の眷属器の勇者に選ばれるシーンも驚きでした。
彼女がこれからどのように成長していくのか、非常に楽しみにしています。
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