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読書感想文(ネタバレ含む)「さよなら私のクラマー(10)」アニメ化により読み返し
ボランチが退場して数的不利な状態。
それでも勝ちに行くメンタルが凄い。
普通なら折れる。
それでも、飄々としてる奴がいるのも凄い。
読んだ本のタイトル
#さよなら私のクラマー (10)
著者: #新川直司 氏
あらすじ・内容
累計500万部突破!『四月は君の嘘』の著者・新川直司の最新作は、女子サッカー。埼玉県蕨青南高校、通称「ワラビーズ」と呼ばれる弱小女子サッカー部に集まった個性豊かな少女達。名セリフの数々と、躍動感あふれる試合シーンで綴られる彼女達の物語から目を離せない!
興蓮館戦が開戦(キックオフ)!彼女たちの高水準なフットボールを前にあっけなく2点を先制されてしまうワラビーズ。そんな矢先、さらなる危機が迫る!だが、依然として闘志を燃やす者が――!?
(以上、Amazonより引用)
感想
偽サイドバックとポジションチェンジによってワラビーズは大混乱。
それを落ち着けるために曽志崎がイエロー覚悟で試合を止めるが、、
相手の方が上だった。
すぐにゲームを再開させてゴール前に肉薄して、曽志崎を狙ってPA内でハンドをとらせて1発レッドで退場。
さらにPKを決められて3-0となる。
エグい。
素でエグい。
ワラビースイレブン達は意気消沈。
士気はズタズタ。
そんな興蓮館のカツオ監督の挑発に、ワラビーズのクマ監督が牙を剥く。
そして、ピッチ内でも恩田が曽志崎をハメた興蓮館に反撃の狼煙を上げて3-1にして前半終了。
ハーフタイムでは4-1-4-1を4-3-2とシステムを変更して中盤を捨てて堅守速攻。
ゴール前を固めてカウンターを狙う。
そのキーマンはサイドを入れ替わった右サイド韋駄天、周防(ブアイソ)と左サイドの白鳥(イタリアアコガレ)の活躍。
最初は右サイドの周防が俊足を活かして右サイドから内側にカットインしてシュートまで持ち込む。
それに動揺する興蓮館の守備陣。
八重歯の可愛い子が何とか凌ぐ。
普通なら3-1なら引いて守るが、テストマッチだから興蓮館はインターハイ女王として攻撃をし続ける。
でも、周防が怖いから周防の前に1人守備を置いて、中盤に上がっていた八重歯と2人で止めに入るようになる。
現場での修正が早い、、
でも、個人での突破は周防は中学時代の経験でお手の物。
あの経験が無駄じゃ無かったと曽志崎が泣く。
いや、そうさせたのお前のハンドだからなww
そんな周防の突破に興蓮館の守備陣はズタズタにされて、恩田が攻撃参加して周防にスルーパスを献上で3-2。
それでも興蓮館は攻撃を続ける。
彼女達は女王だから。
まさにクマ監督の思うツボ。
でも、興蓮館の守備と攻撃は苛烈。
それは昔、日本が求めた道。
イビチャ・オシムが目指したジャパンオリジナル!!!
日本サッカーの希望となりながら、潰えたあのサッカー。。
あの理想が彼女達の、、、
キツいだろうな。。
オシムが残したサッカー、、
今は母国の為に奔走してるオシムが残した、日本のサッカーを。。
体現する興蓮館のサッカー。。
ヤバい。
俺、このチームのサッカー好きだ。
主役のチームより好きだわ、、
まだ、ワラビースはスタイルがはっきりしてないからな。。
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