自分の文章と向き合う
文学フリマの原稿修正が終わったので振り返り記事です😚
私は内省することが好きなので、書くことと自分について定期的に考えちゃいます。
今回は文フリの原稿修正をしていて感じたことを書きたいと思います。
原稿修正、得意な方もいらっしゃると思いますが私は苦手です。適当な性格が災いして、アホなミスをちょいちょいやらかしているからです。
同じ単語が何回も出てきて語彙力の無さを嘆いたり、誤字脱字に「ちゃんとチェックしなさいよ自分」と己の節穴のような目&適当さに呆れたり。
嘆き悲しんでもすぐ忘れちゃうから身につかないんですよね😣
私は特に完璧主義ではありません。でも、あまりにも修正箇所が多いとシュン……となります。シュン……。
(ただし寝たら忘れる)
皆さん、小説を書く時はどの工程が一番好きですか?
私は初稿を書いてる時ですかね。でも小説はどれも苦手です。
ずっとnoteとか日記帳とかにこういうどうでもいい文章を書いていたい。
でも仕上げた時に達成感がある&何度も読み返すのは小説なんです。
苦労はあった方が完成の喜びが大きいということでしょうか。
嫌だよー苦労しないで喜びを得たいよー😫
さて完成した原稿ですが、前作では三人称で書いていたところを今回は一人称で書きました。
わりと主人公がグダグダねちねちと過去を引きずるタイプなので一人称の方が書きやすいかと思ったのです。
書いてみて、一人称は視点の主の感情を読者に伝えやすいように感じました。
読み返していても淡々としたものではなく何かダイレクトにくる感覚があります。
でも個人的には三人称の方が書きやすいかも🤔
そして新しい発見がありました。
「一人称だと一文が長くなる」ということです。
前の記事でちょろっと言及した「一文が長くなった」という話です。
この一作だけではわかりませんが、もしかしたら私の癖なのかもしれません。
いつの間に私の文章は一文が長くなったのでしょう?
私としては一文を長く書こうなんて気持ちは全くなく、今まで通り短く区切っていくスタイルだと思っていました。どうしたどうした?
考えられる理由は「一人称だからか?」くらいです。
主人公がぐだぐだ心情を吐露しているから、一文が長くなってしまったのやも。
も、もしかして小説書いている人がたまに「キャラが憑依した」と話しているやつ……?
ということは主人公のネチネチした性格が私に長ったらしい文章を書かせている……?
え、嫌なんですけど!?
私の書く小説は登場人物がわりと現実社会で出会いたくない奴らばかりなので、あまり憑依したくないなぁなんて思いました。
何となくnoteの文章も一文が長い時があるので、一人称で書く時の癖なのかも。そういうことにしておきましょう。憑依じゃない。
あとは「登場人物のセリフが固い」のも私の癖かもしれません。
コメディ調のストーリーはそうでもないと思うんですけど、『愛に混ざる』『イミテーションレッド』では結構指摘されました。
でも、私があまり砕けた話し方をするキャラが好きではないのでそのままにしています😅
セリフと言えば「……」をなるべく使いたくなくて、つい使いがちになるのを頑張って減らしています。
noteの記事とか日記とか、ライト寄りな小説なら「……」は特に気にしてないです。あまり多用も良くないですけど、便利だからつい使っちゃいます。
「――」は使い方がよくわからないので基本的に使いません。これ、どうやって使うの? 何か省略してるの?
読んでる小説で出てきたときは雰囲気で読み進めていますが、これなに?
固有名詞(キャラクターの名前)を使っちゃうのも私の癖です。
「ここの主語削ると読んでる人わかりづらいかな」とか思うと、あまり消せないのです😣
でも原稿のチェックをしていて、「さすがに多すぎだろう」と今回は頑張って削りました。
それでも多い気がします。
次回作では初稿とか第2稿を執筆しているタイミングで意識して削っていきたいと思いました!
前回よりも今回、今回よりも次回……という感じで文章のレベルアップをしていきたいですね✨
まぁ、表記ゆれは一生減らない気がしているので、校正の外部発注は常に依頼すると思います。
そこはあまり自分を信じておりません……。
最後に、いつも私の小説を読んでくださっている方に向けた完全な身内ネタでも。
先ほど私の小説の登場人物に出会いたくないという話をしましたが、その中でもワースト3を発表します。
①音無響(輝夜含む)
もう絶対会いたくないです。やだやだ。本人も怖いけどセコムも怖い。
エブリスタ版はともかくとして、文フリ版の響は嫌われても好かれても地獄行きじゃん、みたいな怖さがあります。
ただ、顔と声は可愛い設定なので実物を見てみたい気持ちも。
街中とかで遠くから「あの子可愛いな」って眺める程度ならセーフかもしれません。セーフか?
②揚羽の伯父
会いたくないけど、出会ったとしてもお互い無関心で関わらないと思うのである意味無害かもしれません。
性格悪い登場人物たちが「あの人は性格が悪い」って言うくらいだから相当性格悪いんだと思います。
クラスの班分けとか同じ委員会とか、職場の同じ部署とかチームになったら胃痛になることでしょう。無害どころか劇薬でした。やっぱり会いたくないです。
同じ顔なら揚羽の方がいいです。こっちも積極的に会いたい人物ではありませんが。
③久我先生
上記2人に比べたら数倍マシ。
学校の先生と生徒として出会うなら大丈夫。でも、それ以外の関係性だったら避けたい相手です。
顔見知りとかで飲み会にひょっこり来られたら嫌です。絶対変な絡み方してくるじゃん。超めんどくさい。酒癖悪い人の相手って大変だからね。
あと、怪奇現象のある場所とか怪しい場所に突っ込んでいくタイプなので一緒にいたくありません。巻き込まれたくないです。
こういうスリルとか刺激を求める人間は、平穏こそ至上としている私とは相いれないので出会わない方がいいのです。
ワースト3を発表しましたが、他のキャラクターも大概なので特に意味のないランキングでした。
ちなみに会いたい人はいません!