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『ロボットイン・ザ・ガーデン』

偶然庭に迷い込んできた、おんぼろロボットのタングと関わり合うことで、大人の階段を登っていく34歳・無職のベン。
純粋無垢なタングと触れ合うことで、今までの独りよがりだった人生が変化していく。
中年の遅咲き成長物語。
ポジティブの押し売り感が強く、私のようなネクラな人間には感情移入できなかった。
『ポリアンナ物語』のように狂気を含んだポジティブさではなく、地に足のついた真っ当なポジティブさに胃もたれした。
ネアカな人向きの小説なのかな。

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