『シンセミア』読書感想。
読み進める手が止まらず、4巻一気読み。
山形県の小さな町を舞台とした三世代通してのスペクタクル。
登場人物の多さ、3世代分の歴史の厚みからくる複雑極まりない人間関係が面白い。
UFO、幽霊などオカルト、殺人、盗撮を巡るミステリーなど、エンタメ要素も抜かりない。
人知れない小さな町にも人の数だけ物語がある。
何もないと思い込んでしまっている日常にも必ず隠された物語がある。
当たり前のことなのに見逃していた日常の面白さを再認識させてくれる作品だった。
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