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『だから荒野』読書感想。
だから荒野
生活に疲れた46歳主婦のある日の逃亡期。
旦那と息子2人、家族構成が全く一緒なので、10年後の自分を見ている様でぞっとした。
こんな可愛い赤ちゃんたちが
「ウザッ」「コロス」とか言ってくるようになるのだろうか…今から恐ろしい。
結論としては、紆余曲折あっていろんな経験をして自分の選んだ荒野(家庭)に戻っていくという話だった。
主人公・朋美のカートリップを読んでいると自分も日常生活から解放されたような気持ちになって元気が出てくる。
みんなここではないどこかを探しているけれど、結果それが元いた場所だということもままある。
ほんの少しの逃亡が人生の救いになるのだから、たまの休暇は必要不可欠。
改めて旅行の意義を思い知らされた。
コロナ、そろそろ落ち着くかな。
どこか遠くに行きたいな。